![]() |
通巻12号 平成18年2月15日発行 |
厳しい寒さが続いていますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?
今回は、〝うつ病〟の具体的な症状について、説明していきたいと思います。

うつ病の最も基本的な症状は、強い抑うつ状態です。抑うつ状態とは、憂うつな気分、もの悲しさ、気分が重く沈み込む、悲観的になって自分をやたらに責める、イライラするなどといった症状です。
しかし、精神的な症状のみでなく、不眠や疲れやすさ等、身体的な症状もみられることもあり、うつ病がわかりにくいことがあります。
うつ病になると、一日中嫌な気分が続き、朝起きた時が一番ひどく、どんな好きなことをしても全く気が晴れません。
抑うつ状態は、一過性のものなら誰でも日常的に経験しますが、その程度が極端に強かったり、いつまでも続く場合にはうつ病の可能性が強くなります。
本人よりも周囲の人が異常に気づく場合も多々あります。うつ病の人は表情が暗く、しゃべり方も動作も緩慢になりがちです。あるいは不安や苛立ちが強く、攻撃的に見えたり、そわそわと落ち着きなく見える場合もあります。
また、物事に対して興味や喜びを感じられなくなり、意欲が低下してしまうのもうつ病の特徴といえます。
うつ病は精神症状に加え、様々な身体症状を伴うのが一般的です。そのうち必ずといっていいほど現れるのが睡眠障害です。なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めるなど、睡眠障害にもいろいろありますが、うつ病に特徴的なのが早朝に目がさめてしまう事です。夜中の2時3時に目覚めてしまい、布団の中でうつうつと考え込んで眠れなくなってしまい、朝まで眠れない状態が続きます。
あなたの周りの大切な人が、最近表情が暗く元気がない、前のように趣味などに興味を示さない、体調不良を訴える、悲観的な発言が多くなった、仕事や家事に時間がかかる、周囲との交流を避けるようになった、外出したがらないまたは外出が減った、以前にはみられなかった遅刻や欠勤、欠席が増えたなどの症状や行動に気づいたら保健所で実施している精神保健福祉相談や専門の医療機関への相談受診をおすすめします。
言動を慎重に受け止めて、本人を一人にせずに、そばを離れない。
→ 話をよく聞き本人の気分を落ち着かせて、衝動的な行為に及ばないようにする。
→ 自分自身や他者を傷つける内容の話以外は、なるべく否定せずに受けとめて聞く
→ できるだけ早く一緒に精神科を 受診してください
次回は、うつ病の症状について説明したいと思います。
(今回は『さらばストレス』 財団法人社会保険健康事業財団/発行 等を参照しています。)
『こころの健康からだの健康』についてのお問い合せやご相談は…
久留米保健福祉環境事務所 ℡:0942-30-1076までご連絡下さい。