福祉員かわら版

通巻167号:平成31年1月15日発行

福祉会研修会

11月27日(火)、福祉会研修会を開催しました。

本年度の福祉会研修会では、「これからの地域福祉活動」、をテーマに行政区の取り組み、地区の取り組み、地域福祉活動の新たなパートナーとして、社会福祉法人や企業の取り組みについての活動報告と講演を行いました。

行政区の取り組みについては、糸丸区長の石井準一郎さん、民生委員の石井貴美子さんより、糸丸区の自主防災組織・よりあい活動・野菜ショップ(地域の企業との連携)などについて報告をしていただきました。

写真:糸丸区長 石井 準一郎さん(左)
民生委員 石井 貴美子さん(右)

お話の中では活動内容だけでなく、それぞれの特徴や活動の基盤となっている地域のつながりの話があり、「同行」による横のつながりや区やお宮の行事による縦のつながり、活動にみんなで参加するということを意識してあり、地域で「つながること」・「つながりづくり」が重要であるという報告がありました。

地区の取り組みについては千年地区自治協議会会長の須山正光さんより、今年度よりはじめた福祉小座談会にて見えてきた課題と今後についての報告をしていただきました。

写真:千年地区自治協議会
会長 須山 正光さん

人口減少は他の地区より緩やかではあるものの、地域の方同士の関係性の希薄化や空き家増加などの地域課題や、高齢者だけでなく、ひきこもりの方や被災により、市外から避難されている方、8050の世帯などの個人の困りごとも見え、自治協議会(地区)として、今後なにができるのかという報告がありました。

写真:特別養護老人ホーム水月吉井
河角 成明さん

続いて、社会福祉法人連絡協議会の報告では、特別養護老人ホーム水月吉井の河角成明さんより、様々な地域貢献活動の中で、よりあいや地区の勉強会等で出前講座を行うほか、今後地域の皆さんと連携して取り組んでいきたい、活動を通してちょっとした困りごとを相談してもらえる身近な存在になっていきたいという思いを報告していただきました。

まとめの話では九州大谷短期大学の中村秀一先生より、地域社会の現状や地域福祉の課題、それを踏まえたうえでの今後の地域福祉活動について、事例等も交えていただきながらご講演いただきました。

写真:九州大谷短期大学 中村 秀一先生

「孤立死を防ぐためには孤立の生を防ぐことが大切ではないか。」「戦後は、制度は整っていなかったが、その分地域の助け合いがあった。今は様々な制度が充実し、支援を受けることが出来るようになった。しかし、困っている人は減っていない。制度だから支援でできる事、身近な存在だからこそ支援できる事があるのかもしれないし、どちらも大事。」

参加者に問いかける場面も多くあり、参加された、お一人お一人が今後の地域での活動について考える時間となった研修会でした。