福祉員かわら版

通巻168号:平成31年2月15日発行

支え合いの仕組みをみんなで考えよう!

全国的に少子高齢化が進む中、うきは市においても、3人に1人が65歳以上の高齢者という状況です。

このような中、高齢者の方が最期まで地域において自分らしく生活できるよう「地域包括ケアシステム」の構築が全国の市町村で進められています。

うきは市では、これまでの支え合いの仕組みや活動を活かしながら、地域の中で具体的な活動や仕組み、行政施策にしていくという視点で、地域包括ケアシステムの構築が進められています。

そこで、平成27年12月の支え合いのまちづくりフォーラムを開催し、平成28年12月から、旧小学校区ごとに協議の場づくりのための勉強会を開催、現在、江南、御幸、大石、妹川地区では、各地区での協議の場へと移行しています。

協議の場では、地域で「こんなものがあったらいいな」を、地域に関わるみんなで話し合い、どういう支え合いの仕組みが必要か等を話し合っています。

そうした話し合いの中で、今あるものを充実したり、足りないものを新たに作ったりなど、たくさんの支え合いのカタチが生まれています。

江南地区では、「どういう仕組みが充実すれば移動しやすくなるか」そして、「みんながいける楽しい場所は何か」を考え、75歳以上の方を対象にアンケートを取り、今月号でお知らせしている「かたらんね食堂」や「地域での移送サービスの実証実験」等につながったり、市内の社会福祉法人による、「退院時福祉移送サービス」も新たに生まれています。

御幸地区では、「地域のつながりを作る居場所」をテーマに話し合いが進み、学団ごとのミニ協議の場にて、各行政区での取り組みを再確認し、千足三丁目区や東町などで「公民館開放」がはじまっています。また、国東市へ視察に訪れ、御幸地区にあった取り組みの形を検討されているところです。

写真:御幸地区では公民館開放が広まっています
写真:住民型有償サービスおおいし絆クラブの活動の様子

大石地区では、協議の場の前から、生活支援についての話合いの場が持たれており、住民型有償サービス「おおいし絆クラブ」が生まれています。30年度は依頼者が41名と、昨年度の倍を超える活動を行っています。

写真:妹川地区協議の場づくりのための勉強会の様子

妹川地区では、勉強会が終了し、協議の場への移行し、福富地区では、1月より勉強会が始まっています。

また、来年度はその他の地域でも順次取り組みを進めていただく予定となっています。

また、各地区の枠を超えて、うきは市全体で地域での活動や課題を共有し、知恵を出し合う場として、「うきは市第1層協議の場」を、年3回程度開催しています。

このように、住民の方をはじめ、関係団体、地域で活動してる企業、介護サービス事業所、社会福祉法人等が集まって、介護予防・生活支援・社会参加のあり方を地域で話し合うことにより、「みなさんのあったらいいな」がカタチになっています。

皆さんもぜひ協議の場に参加して、支え合いの大切さやその仕組みづくりについて考えてみませんか。