福祉員かわら版

通巻169号:平成31年3月15日発行

みんなが主役の元気な地域づくりセミナー

2月28日(木)、福岡国際会議場にて、「みんなが主役の元気な地域づくりセミナー」が開催され、うきは市からも、民生委員さん、福祉委員さん、ボランティアの方々等に参加していただきました。

午前中は、神戸医療福祉大学社会福祉学部准教授の鈴木大介氏より、「地域福祉活動の後輩づくり」と題して、講演がありました。

写真:地域福祉活動の後輩づくりと題して講演がありました

地域でいろんな福祉活動に取り組んでいる方々の課題として、『高齢化』とよく言われますが、そうではなく、『活動者の固定化』ではないかといった話がありました。

現在、地域活動に参加している方が、その活動に参加している要因としては、1位が「その活動にかかわるきっかけがあったから」ですが、現在活動していない方に、どうしたら活動しやすいかを聞くと、1位は、「活動に対して興味をもっていたり、自分に関係のある活動だと感じている」、2位としては、「その活動に参加する際に負担感がなかった」ということが挙げられており、活動している人と活動していない人には、最初の一歩を踏み出すことにズレがあることが分かりました。

写真:地域のいろんな福祉活動にどう新しい仲間をいざなうのかといったヒントをいただきました!

そこで、地域活動に参加しやすくする工夫として、参加のハードルや継続のハードルが低い場面から参加できるようにすることが必要で、例えば、餅つきのような単発的な活動から誘ってみると負担感がなかったり、「活動ベースで考えるのではなく、個人でできること」を考え、例えば、みんなで時間を合わせて美化活動をするのではなく、参加者それぞれの時間の中で出来ることをちょっと手伝ってもらうと、より参加しやすいなど、多くのアイデアを講演からいただくことができました。

また、「今は活動していない人だけど、手伝ってくれそう」というタイミングを逃さないこと等も大切といった話もあり、これから地域福祉を担っていただく方をどう作っていくかのヒントがいただけたのではないかと思います。

午後からは、よりあいで役立つ健康レクササイズや、パネルディスカッションも行われました。

パネルディスカッションでは、地域福祉活動にどう新しい仲間をいざなうのか、担い手づくりについてお話がありました。

現在の組織のメンバーが、支え合うという気持ちだけで地域福活動を行っていくには限界があり、そのチームに新しい人を入れることも大切であるし、また地域で解決したい課題に対し、他のいろんな団体を巻き込み、地域全体で解決していくことが大切といったお話がありました。

これから人口減少社会に突入するといわれていますが、いろんな立場の方々に、どんな支え合いならばできるのかを一緒に考え、実行に移してしていただくことが、みなさんが主役の元気な地域を作っていくことになると思います。

今回の研修が、その良いきっかけになったのではと思います。