福祉員かわら版

通巻169号:平成31年3月15日発行

小学校福祉教育『吉井小学校』

吉井小学校の5年生の総合学習の一環で、2月14日(木)と15日(金)に聴覚と身体に障がいをお持ちの方を招いて学習会を実施しました。

写真:山下さんとガイドの金子さん

聴覚に障がいがある山下さんは手話を使い、ガイドの方が山下さんの話を子ども達に伝えます。

「手話はろう学校で習ったのではなく、一緒に寮生活を過ごした友達や先輩から習いました。学校の授業は、先生の口の動きから読み解く『口話』で学んでいたので難しかったです。現在の生活は、買い物やバスを利用する時など、金額や行き先を表示されていることが多いので、安心して生活できます。以前は、買い物に行った時には、買い物の金額が分かりにくかったので、多めにお金を出して、小銭で財布がパンパンになってしまっていました。人との連絡も今はスマートフォンを活用し、相手に早く伝えることができるのでとても便利であり、みなさんより上手に活用していますよ。」など話してくれました。

写真:実際に担任の島田先生の口話も体験「わからな~い」との声が多く聞こえてきました
写真:手の力が弱いので、包丁の柄にベルトが付いた包丁を愛用しています

車椅子で生活をされている池尻さんからは、動画を使いながら日々の生活や仕事の様子、車椅子での生活の中で側溝の網目に車椅子の車輪がはまることもあり、車輪がはまらないようにする方法を教えていただきました。自宅で料理もしているので、自分が普段の生活で使用している包丁を使い、りんごを切ったりと、子ども達の前で調理をしました。

また、体育館で車椅子の基本的な操作をボランティアさんから習った後に、準備されたコースを車椅子で「押す」と「乗る」の体験もしました。段差のないところはスムーズに操作できていましたが、段差の上がり下がりや、ぬかるみを想定した体育マットの上では悪戦苦闘している姿が見られました。