社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

12 令和3年12月15日発行

江南小学校福祉教育

11月4日(木)、江南小学校の4年生を対象に、福祉教育の授業が行われました。

今回の授業では、視覚障がいの当事者である野上満男さんより話を聞き、児童からの質問を受けてもらう形で進められ、野上さんから、白杖の種類や公共交通機関の電車や飛行機の乗り方、更に現在は、スマートフォンの普及で生活が便利になった等の話しがありました。

野上さんから児童へ『生活の中で点字が身近に使われている物は何があるか』の質問があり、生徒達から元気に「シャンプー」「リンス」「洗濯機」「炊飯器」などの声が挙がる中、「ケチャップ」の回答に野上さんも『ケチャップもあったかな~』と感心して言っていました。

また、野上さんが使っている物で、白杖以外に点字の腕時計も児童は興味津々にのぞき込んだり、尋ねたりしていました。

児童は、視覚障がいのある方と話をするのは初めての体験だった様子で、活動的な野上さんの生活に驚いていました。

授業の終わり、児童からのお礼の言葉の中で「自分たちにできること、困っている人がいたらお手伝いをするようにしたい」との言葉が印象的でした。