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通巻22号 平成18年12月15日発行 |
~先月号からのつづき~
本当におだやかに十ヶ月が過ぎた頃でした。
何の前触れもなく、またその時は来ました。
長女、初めてのケイレン。救急車で病院へ向かいました。車内でもなかなかケイレンは治まらず、20分30分と経つにつれ、長女の顔は青白から紫そして赤黒く変化、目はどんどん腫れ右の頬はつり上がり、まるで別人でした。
「まだか、まだ着かないか?」救急隊員の声も飛び交っていました。「死んでしまう…」私は震えが止まりませんでした。
50分が経った頃、ようやく到着。バタバタと処置室へ運ばれて行きました。長男の時よりひどい様子に「もしかしたら、あの子も…」私はロビーで泣き崩れました。
しばらくして、看護師に肩を抱かれ処置室に入りました。長女の体には、酸素マスクや点滴、いろんな器具が幾つも付いていましたが、元に戻った長女の顔を見て、また涙が止まりませんでした。
それから長女はICUに入院し、私は面会へ行く毎日でした。
「あの子は違いますように…」私は毎日祈りました。しかし、二週間くらい経った頃、「脳が萎縮傾向にあります…」それは、長女が二才を過ぎた頃告げられた言葉でした。
「何で?何で私に二人も…」やりきれない思いでした。
そして今度は、長女の入院を繰り返す日々でした。長女は長男よりも頻繁にケイレンを起こし、目が離せませんでした。
そしてもう一つ辛かったのは、二男の事です。生後わずか二週間で長男の入院。幼稚園へ入園したばかりの頃、不安でいっぱいの時には、長女の入院で、傍にいてあげられませんでした。そしてこれからも、一番辛い思いをするのは二男かもしれない…申し訳ない気持でいっぱいでした。
そんな時「あんたを選んで生まれてきたとよ!このお母さんなら大丈夫だと思って…」と、友人が言ってくれました。
また、腰を痛めていた私に、二男が「ママ、僕が早く大きくなって、○○(長男)を抱っこしてあげるけん!」「へぇー頼もしいなぁ」…こんな二男とのやりとりが、本当に私を前向きにしてくれました。
現在長男八才。五つ位の単語と身振り手振りで気持を伝えようとしてくれます。時々うまく伝わらず、歯がゆいのか洋服を噛んで破いています。おかげで長男の洋服は、いつも穴だらけです。でも、それでも立派な意思表示です。
長女三才。最近ではケイレンも落ち着き、コアラ園で訓練を頑張っています。
二人とも、先生やお友だちが大好きで、毎日自慢の笑顔を振りまいています。そして、それぞれのペースで、ゆっくり成長しています。
私もまた、たくさんの人に支えられています。快く子育てに協力してくれ私に息抜きの時間を与えてくれる主人と両親、何でも相談しあえるお母さん方、いつも温かい言葉で応援してくれる友人、指導して下さる先生方、本当にありがとうございます。
そして何より、私を選んで生まれてきてくれた、三人の子ども達に心から感謝します。
ペンネーム/ハレルヤ