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通巻23号 平成19年1月15日発行 |
10月12日から5回にわたり、吉井中央公民館において、いきいき料理教室を開催しました。
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この料理教室は、自分で食事を作り、食べる楽しみを通して、食生活を豊かにし、生活習慣について少しでも改善していただくことを目的に開催したもので、調理ボランティアかりんのご協力を得て開催しているものです。
14名の方の参加があり、毎回、家永景子栄養士から栄養のバランスや、健康作りについてのお話しをしていただいた後、みんなで和気あいあいと料理を楽しんでいただきました。
参加された方より感想をいただきましたのでご紹介します。
平成15年2月、庭の早咲きの桜のつぼみがふくらむ頃、私の妻は転勤による長い浮草暮らしの末、偶然が予定していたこの地が安住の地となって、帰らざる旅の終着点となりました。(中略)
人間にとって歳月の流れとは幸いなもので、慣れ、と申しますか、今では日常の暮らしの中で不自由などということはほとんど感じなくなりました。
洗濯機、炊飯器、湯沸かし器、すべてがボタン一つで処理できるこの頃、今更のように文化生活の進歩発達の利便性を改めて再認識しております。
同時にまた、食生活にしても外食はどこへ行ってもいつでも24時間、食材はスーパーにいけば、肉、魚、野菜、缶詰、インスタント食品と、何一つ不足するものはありません。
しかし、このように、物が豊富にあふれる豊かな世の中で生活しながら、なにか?、なにかが満たされない寂しさを感じるのは何故だろうかと、思うこともありました。
でもこのような思いも、この教室でいろいろなことを教えて頂くうちに、その満たされない何かとは、日常の食生活の味気無さにも大きな要因があるのではないかと思うようになりました。
事実、私の日常の食事はほとんどが、納豆やキムチ、らっきょう、缶詰、佃煮のようなもので、煮物はほとんど作ることはありません。いや、作ろうと思っても作れないのであります。時折知り合いのご親切な方から頂く差し入れだけが私の最大のごちそうであります。(中略)
こんな料理を自分でも作れたら…という思いから、やれば出来る!…という気力で、最高級品?と思われる高価な食材を買い求めて、無謀にも勇躍挑戦してみました。
でも、最高級の食材がことごとく分量の間違いや塩辛さで、その結果は無惨にもゴミ箱の露と消えてしまいました。(中略)
以上が私の料理教室に応募させて頂いた動機であります。そして今は本当に良かったと思っております。
いろんなことを教えて頂きました。カロリーの取り方、食材の選び方、用具の使い方、料理の手順、すべてが私には真新しい発見でありました。
そしてまた、最後に皆さんと一緒に頂く料理が本当に美味しく、私には願っても得られない楽しい会食でありました。それも、自分がタッチした料理だと思えば、なんだか不思議にも自信がわいてきたような思いになって、今では手軽にできる簡単なものは時々作っております。
わびしい一人だけの食卓にも、自分の作った手料理で、ちょっとした彩りを添えるだけで気分まで豊かになれるということは、私にとってささやかで最大の喜びであったと思います。
血糖値の高い私は、気にしていたカロリーの方も、おおよその検討はつくようになりました。
ありがとうございました。(後略)