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通巻26号 平成19年4月16日発行 |
うきは市でも、独居高齢者世帯や高齢者夫婦のみの世帯が非常に多くなりました。そんな状況をわかって、悪質な訪問販売なども多く入り込んでいます。
「よりあい」などでは、「こげな者が来ちょったバイ」「物売りが来て帰らんじゃった」というお話しを度々耳にします。
そこで、うきは市社会福祉協議会では、(社)社会福祉事業研究開発基金の助成を受けて、「認知症高齢者安心生活サポート事業」を実施し、平成18年度に悪質な訪問者対策をモデル事業として実施しました。
昼間の訪問販売や勧誘の電話は、明らかに昼間おられる高齢者の方々を狙った売り込みで、地元の業者ではない、よそからの会社がほとんどです。
独居者に限らず、同居の場合でも、ご家族が不在であるのをいいことに、色々な手段で契約を交わしたり、無理に商品を置いていったりして、いつの間にか必要のない高額な品物を買わされたということが少なくありません。
こんな販売方法を抑制するために、クーリングオフという制度が出来て、契約をして一定期間内であれば解約が出来るようになっていますが、解約方法が分からないとか、どこに相談したらいいのか分からない、解約後に嫌がらせをされるのではないかと心配になることもあり、解約をせずに仕方なく代金を払い続けるという方もあるようです。
根本的な対策として、悪質業者を家に入れない、関わらないということが考えられますが、相手もどうにかして契約しようと、あの手この手で近づいてきますから、なかなか難しいものです。
そこで、早期に発見して、直ぐに通報や対応が出来るための仕組みとして、防犯用監視カメラを設置して、玄関先に訪れる方を確認しようという試みを実施しました。
モデルケースとして実施したこの事業は、悪質訪問販売等の来訪者を、その場で確認し、異常があれば警察や関係機関に通報するというもので、うきは市内の数件のお宅にご協力を頂いて、玄関先に監視カメラを設置し、来訪者を本会にて確認すると同時に、録音・録画もおこない、何かあった場合に証拠として、その状況を残すというものでした。
設置の効果については、昨年度市内で多発していた寸借詐欺の事件について、設置したお宅に訪問にきた犯人の会話や映像が録音・録画されており、別件の調査結果と共に警察へ証拠として届け出ることが出来ました。
悪質訪問販売については、取り付けをおこなったご家庭は、すでにたくさんの福祉サービスが関わっているご家庭でもあり、前年度のカメラを設置した期間では、訪問が確認できませんでした。
この監視システムは、ドコモショップ吉井店様の協力をいただいて、機器の導入を図りましたが、画像にて状況を確認するため、通信コスト等の課題は残っています。しかし、カメラが設置されているというだけで、悪質訪問に対しては抑止効果が見られることも考えられますし、市内の方で設置をご希望される方がおられましたら、台数に限りはありますが機材の無料貸出を行いたいと思います。(ただし、通信コスト等は実費負担となります)
関心のある方は、本会までご連絡下さい。