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通巻4号平成17年6月15日発行 |
前回からシリーズで、睡眠についてお話させて頂いています。睡眠は心の安定に重要な働きをしています。今回は、自分にあった睡眠や環境、快適な睡眠の確保について説明します。
睡眠時間は、個人差が大きく必要な時間数が決まっている訳ではなく、個人差や年齢の影響が大きいものです。新生児は1日の半分くらい眠っていますが、高齢になると夜中に目覚める、早朝に目覚めることがあるなどの話しを聞きます。高齢になるほど必要な睡眠時間が短くなります。
一日の生活の中で、眠むれずにボーッとして集中できなかったり、眠気で困ることがなければ、十分な睡眠がとれていると考えてよいでしょう。
睡眠時間の確保は大切ですが、個人差が大きく人それぞれです。眠れないといって寝床で長く過ごすと熟睡感が減ってしまいます。無理に長時間眠ろうとしても、かえって眠むれずに疲れることになります。
・睡眠は寝だめができる ---
うそ!です。
人間の体は睡眠の量と質を判断し調整します。必要な睡眠量が満たされると、後は浅い眠りが続くだけで熟睡はできません。
・眠る前の食事は良くない ---
ホント!です。
就寝前の食事は胃や腸の働きが活発になり、寝付きが悪くなります。寝る前はボリュームのあるのもは食べないようにしましょう。
コーヒーを飲むと眠れないと聞くことがありますが緑茶やコーヒー、紅茶にはカフェインが含まれており覚せい作用があります。覚せい作用は4~5時間は続きますので飲む時間に気を付けてください。寝る前は胃腸に負担がかからないホットミルクなどがよいでしょうが、好みもありますので自分にあった飲み物を探してみてください。ポイントはリラックスできる飲み物です。
睡眠薬代わりの飲酒は質のよい睡眠を妨げる事になります。睡眠が断続的になったりレム睡眠、ノンレム睡眠がバラバラになったりします。また、アルコールが体に慣れ酒量が増えていく危険性もあります。睡眠薬を服用している人が飲酒すると副作用が出ることもあるので、絶対に一緒に飲まないで医師に相談してください。
眠るための環境作りには、寝室や寝具の配慮が必要です。
・寝室は光や音を通しにくいカーテンの工夫や室温、湿度の調節をしたり、まめに室内を清掃するなど清潔に保つことも大切です。
寝具は自分の身体にあった工夫が必要です。
・枕は硬すぎず、柔らかすぎず自分にあうものを探す。
・敷き布団は快適な温度や湿度を保つもの、固さも硬すぎず、柔すぎずクッション性があり、よい寝姿勢を保つ事ができるもの。
・掛け布団も快適な温度や湿度を保ち、身体を圧迫せず、優しく体を包むもの。
睡眠は一日の時間の1/3から1/4を占める大切な時間です。寝室や寝具を検討することも自分を大切にすることです。ただ寝るだけなど!とは言わず考えてみてください。
(睡眠のシリーズでは国立精神・神経センター精神保健研究所精神生理部長 内山真 監修の快適睡眠を参照しています。)
文責 久留米保健福祉環境事務所
障害者福祉課 障害者福祉第二係
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