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通巻42号 平成20年8月15日発行 |
「ユニバーサルデザイン」という言葉をご存じでしょうか?
カタカナ表記で、意味が分からない方も多いと思いますが、簡単に訳すなら『みんなのためのデザイン』とでも言いましょうか。
もっと言うなら、「全ての人が利用しやすい、まちづくりやものづくりを行う」という考え方です。
さて、それでは「バリアフリー」という言葉はご存じですか?「ユニバーサルデザイン」よりも、耳慣れた言葉かと思いますが、「バリア」=「障害」を「フリー」=「なくす」という意味で、今ある段差をなくすために、スロープを付けたり、手すりを付けたり、また案内板に後から点字を付けたりする取り組みが、「バリアフリー」と呼ばれています。
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| バスの昇降口ですが間口が広く、 車いすでも乗り降りできます | 外国の階段ですが、階段もエスカレーターもエレベーターも分かりやすいように一緒にあります |
では、この2つの言葉の違いはどこにあるのでしょうか?
間単に違いを説明しますと、「バリアフリー」は、障害がある物を取り除いていくという考え方ですから、後から改善していこうとするやり方です。
それに対して、「ユニバーサルデザイン」は、改善しなくていいように、最初からみんなのことを考えて創るという、とても前向きな考え方なのです。
具体的な例として写真でいくつかご紹介していますが、最近では色々な生活の場面で、このような「ユニバーサルデザイン」が見受けられるようになりました。
このユニバーサルデザインは、次のような7つの原則が考え方の基本になっています。
これからのまちづくりは、「ユニバーサルデザイン」の原則に基づいて、みんなが住みやすいまちづくりが望まれます。
しかし、せっかく使いやすい工夫をしても、表紙の写真のように、それを知らずに使えなくしてしまうことも起こります。(点字ブロックは視覚障害の方が、それをたどって進まれる目印です)
ユニバーサルデザインは、まちづくりだけでなく、私たちの心づくりでもあるのです。