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通巻48号 平成21年2月15日発行 |
いつもの週末夜の博多埠頭近辺の炊き出しで、野宿の方におにぎりと豚汁をお届けすると、なじみのおじさんが、「この前ここで自殺があった」と話しをしてくれました。
「野宿の方ですか」と問うと、「いいや、女の人らしいよ、靴とジャンパーが置いてあって、警察が調べに来たよ」と。
「相談相手がいなかったんだろうね。男の人で挙動不審な行動やったら、俺が「何しよるね」って声かけて、話しを聞いてやるんだけど、女の人やから、逆に気を遣ってしまって、声かけきらんかった。思い悩んで、あの冷たい真っ暗な海に飛び込んだんだろうね。死なんでも生きていく方法はなんぼでもあるんに、かわいそうにね」。
自分の立場も、安心した状況ではないのに、人を思いやる気持には貧富の差はありません。お亡くなりの女性も、おじさんのような相談できる友人がたくさんいれば、もしかすると、まだがんばっていられたのかも