福祉員かわら版

通巻110号:平成26年5月1日発行

「福祉委員のかわら版」は、どんなものなのか?

この「福祉委員のかわら版」は、社協が委嘱(各校区ごとに委嘱状交付式を開催)した福祉委員さんに、これから地域の福祉活動をしていただく中で、役立ててもらえる一つの福祉の情報源として、毎月1日に発行しています。

また、福祉委員さんだけではなく区長さん及び民生委員さんにも配布しています。

みなさんに見て頂く中で、これから「○○について知りたいんだけど…」などご意見を頂けると、大変助かりますので、社会福祉協議会(社協)までご連絡下さい。

福祉委員は社協会長の委嘱です。

期間(任期)について。

福祉委員さんは、社協会長が委嘱をさせて頂いていますが、各校区の福祉推進組織にも入っていただいており、前述で触れましたとおり、各地区ごとに委嘱状の交付式が行われています。

社協の規程で、福祉委員の任期は2年となっておりますが、区の事情により1年であったりする所もあるようです。現在の福祉委員さんは、平成25年4月1日~平成27年3月31日が任期となっておりますので、今年度福祉委員さんになられた方は、前任者の残任期間となり、今年の4月1日~平成27年3月31日の委嘱となり、今回委嘱状を交付するのは、4月に新たに福祉委員になられた方のみです。

また委嘱状交付式の際に社協より、福祉委員さんにお住まいの地域で取り組んで頂きたい活動内容を説明しておりますので、出来ることから少しずつ活動をお願いします。

社協には、校区ごとに担当の職員がいます。

社協には、地域担当職員がいます。昨年度から地域担当職員が変更になっておりますので、確認をお願いします。

委嘱状交付式の際にお邪魔しますので、顔を覚えて下さい。

今後、校区の福祉大会や福祉の研修会等でお邪魔させていただきますので、今後ともよろしくお願いします。皆様からのお尋ねやお問い合わせ等も、お気軽に担当職員にお伝え下さい。

地区担当者一覧(※2014/4/1現在の担当です)

○妹 川・・・佐藤
○御 幸・・・佐藤
○吉 井・・・佐藤
○福 富・・・佐藤
○千 年・・・相良
○江 南・・・相良
○小 塩・・・中川
○新 川・・・中川
○田 篭・・・中川
○山 春・・・中川
○大 石・・・中川

お住まいの区のことをご確認下さい。

毎年社協では、「ふくしのかわら版」5月号に各区ごとに、1.世帯数、2.人口、3.高齢者数・率(65歳以上の数・%)、4.後期高齢者数・率(75歳以上の数・%)、5.年少者数・率(15歳以下の数・%)等を掲載しています。

これまでに、広報誌を見て御自身の区の数値的情報を確認されたことがありますか?一般的に『少子高齢化』ということが言われていますが、うきは市も例外ではありません。人口が減り、高齢者の数が増え、子どもの数も減っています。下記の表は、ここ10年のうきは市全体の人口等の移り変わりと、2025年の人口及び高齢者数の予想です。

  世帯数 人口 65歳
以上
高齢率
(%)
75歳
以上
後期
高齢化率
(%)
15歳
未満
年少率
(%)
H17.4.1
(2005年)
10,240 34,101 8,430 24.7 4,328 12.7 4,793 14.1

H21.4.1
(2009年)
10,495 32,892 8,783 26.7 4,689 14.3 4,429 13.5

H26.4.1
(2014年)
10,866 31,633 9,380 29,7 5,085 16,1 4,099 13,0

H37
(2025年)
- 27,679 9,808 35.4 - - - -

10年後住みやすい地域であるように。

平成24年、25年と続けて、市と社協が共催で住民の方に向けた「地域福祉講座」を開催しました。
そのテーマが『地域包括ケアシステム』というものでした。既にこの言葉をご存じの方もいらっしゃるでしょうが、上記の表でも示してありますが「2025年までは高齢者人口増加の伸び率が高く、その後の伸びは緩やかになるであろう」との予想が出されています。

写真:75歳以上人口の推移
(国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」をもとに作成)

今は、介護保険が浸透していくと共に「高齢になり、在宅での生活が難しくなったら施設に…」との考えが一般的になっていると思います。御本人の身体状況や、そのご家族の諸事情という理由があるでしょう。
しかし、今でも「施設の入所待ちが3ケタ台」というのはよく聞く話しです。

今後の国の方針として、「高齢者施設を建てる」という考えではなく「高齢になっても在宅で、地域に見守られながら生活を」という考え方です。 これからを見据え、10年後のご自身の健康及び地域が今よりも住みやすい場所になっているように、地域の皆で考えて一緒に福祉活動をして欲しいと考えています。

孤立死について考える

誰にも気づかれず、亡くなる孤立死がニュースで聞く機会が増えてきました。これまでは「一人暮らしの高齢者」の方が多かったのですが、今は同居する家族がともに亡くなって見つかった事例も今年に入り多く発生しています。

これまで一人暮らしの高齢者に対しての地域の見守りは全国的に進められてきました。しかし、家族と同居していると声掛けしにくい現状があり、目が行き届かなかった要因もあります。 また、困っている本人が「助けて」の声が発せなかったことも理由としてあるようです。けれど、そのような困っている方は一般に貧困や障害を持つ弱い立場にある方が多いのです。その様な弱い立場の方が、一人暮らしではなく同居家族がいて、家族の一人が倒れると残された家族の命も脅かされるリスクが高いのです。

こうした事態をどうしたら防げるでしょうか。日本では、高齢化と未婚化が進んで、単身世帯や老夫婦だけの世帯、母子世帯など、社会から孤立するリスクを抱える人たちが今後も増え続けると見込まれています。行政だけで解決するのは難しく、地域の人たちの協力が不可欠です。

孤立死を防ぐ社会づくりは、誰もがつながりあう地域づくりでもあります。地域のつながり作りに対する意識を高めることと、その具体的な取り組みが必要です。

社協では、4年ほど前から小座談会の開催を区ごとにお願いしています。孤立死のみならず、その他の地域の福祉的問題を少人数で寄って話をするのが小座談会です。是非、皆さんと一緒に社協も考えさせて下さい。