福祉員かわら版

通巻118号:平成27年1月1日発行

あけましておめでとうございます

福祉委員さんや民生委員さんをはじめ、地域の各役員の皆様には、ふれあいセンターや自治協議会福祉部活動に日ごろからご尽力賜り、ありがとうございます。

新しい年を迎え、今年も引き続き、地域の福祉活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。


大切なのは家族

近年、心の豊かさや繋がりがより重視されてくるようになりました。

「あなたにとって一番大切なものは何か?」との質問に対し、「家族」を挙げる人の割合は1958年には約10%に過ぎなかったが、70年代以降は一貫して高まり続け、2003年には約50%となっています(下図)。

家族を何よりも大切と思う人は、大きく増えていることが上図から見て取れます。

多くのご家庭でお正月を親戚や、お子さんやお孫さんと楽しく過ごされているかと思います。また、多くの方と一緒に食卓を囲んでいる機会も多い時期かと思います。

古来より、食事は重要なコミュニケーションの場だった。「同じ釜の飯を食った仲」ということわざからも分かるように、食事を共にするということはそれでだけで個人間や集団の絆を高めることのできる営為だった。一般的に言えば、朝ご飯は家族の体調を確認し合う場、昼ごはんは学校の友だちや職場の同僚たちとの交流の場、晩ごはんは家族とその日一日の出来事を話し合う場として機能してきた。食事は生活を豊かにするための重要な要因だった。

しかし、いつのころからか、食事を介したコミュニケーションは徐々に希薄化していった。だんだんと一人で食事をする人が増えていったからである。そして最近になって、このような傾向は「ぼっち食」「孤食」という形で、社会のゆがみとして浮き上がるようになった。

※「ぼっち食」・・・一人で食べるという意味を指すが、この場合の標記は主に大学生を指す。
※「孤食」・・・一人で食べるという意味を指すが、この標記の場合は、小中学生を指す。

様々な形態のひとり暮らし

国勢調査によると、平均世帯人員は、1953年の5.0人から減少し続け、2010年には2.42人となった。単独世帯の割合は、1960年までは6%にも満たなかったが、一貫して増加し続け、現在は30%を超えている。ひとり暮らしの形態は、進学や就職、若年未婚者や、配偶者と死別した高齢者など生活形態により様々である。

近年の未婚・晩婚化、高齢化を背景に、男性は20歳代、女性は80歳代にひとり暮らしが多くなっている。
家族団らんで楽しく食事をしたくても、ともに食べる家族がいない人が多いのが現状となっている。

とはいえ、内外の研究において、毎日の食事の楽しさ、家族で一緒に食べる食事は子どもにとって「自尊感情・心身の健康・肥満・薬物依存」など様々な面でプラスの方向に導くという結果が得られている。

また食事を手作りする家庭では、子どもや家族が役割を分担し、家族一緒の食事も多く、子どもは「食事を楽しい」と感じているとの結果もある。環境的に厳しい家庭もあるかと思うが、家族全員で協力し、楽しい食事の時間を作る努力は必要である。

一方、子どもや親戚、友達と一緒に食事を取ることの多いひとり暮らしの高齢者は、積極的に食行動・食態度を示すこともわかっている。ひとりで食べると自分の好みにより栄養が偏り、短時間で食べるために満足が得られず過剰摂取になる恐れがある。年齢を問わず、団らんしながら楽しく食べる食事は誰しも望むべきものです。

生活形態が複雑化している今日、家族という単位の中でのみ食を支えることが難しくなっていますが、個人が、そして地域が、これから何ができるのか?どんな形の支援ができるのか?みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

うきは市合併10周年事業
記念式典・第2回社会福祉大会・NHKハートフォーラム

日時 3月21日(土、祝日)
平成27年
1/3(土)
◇開場 午前9時
◇開演 午前9時30分
◇終演 午後3時(予定)
    終演後お楽しみ大抽選会
◇催しコーナー
    12時15分~
会場 うきは市文化会館(白壁ホール)
※一部、ムラおこしセンターにて行います。無料託児あり。
内容

◇うきは市合併10周年式典(9:30~10:30)
◇社会福祉大会式典(10:40~11:10)
◇NHKハートフォーラム 第一部 基調講演(11:15~12:15)
写真:佐々木 健介 先生 《テーマ》 「認知症の理解と支援 
       -上手な歳の取り方を考える-」
 《講 師》
 御所ヶ谷ホームクリニック 佐々木 健介 先生
◇NHKハートフォーラム 第二部
パネルディスカッション(13:00~15:00)
 《テーマ》
 「認知症みんなで支えるうきはのまちづくり」
 《助言者》 佐々木 健介 先生
 《コーディネーター》
  特定医療法人社団 宗仁会筑後吉井こころホスピタル
           院長 古賀 寛 氏
 《パネリスト》
 ・元当事者家族  高木 千夏 氏
 ・介護支援専門員 JAにじケアプランサービス 稲舛 満 氏
 ・地域包括支援センター 保健師 末次 ヒトミ 氏
◇お楽しみ大抽選会(15:00~)素敵な商品があなたにも!

◇催しコーナー(12:15~)
・展示コーナー(福祉車両、介護用品、福祉パネルの展示等)
・相談・啓発コーナー ・食事コーナー(ムラおこしセンター)
・障害者支援施設による物品販売
・スタンプラリー(小学生以下対象) など

主催 うきは市、うきは市社会福祉協議会、NHK厚生文化事業団九州支局
〈お問い合わせ〉
うきは市社会福祉協議会 ℡0943-76-3977
※託児については、うきは市社会福祉協議会まで事前にお申し込み下さい。

 

【問合せ先】
うきは市社会福祉協議会 吉井事務所
電話:0943-76-3996