福祉員かわら版

通巻130号:平成28年2月1日発行

人とのつながりについて考える

現代は、情報通信の大幅な進化により、色々な機器が増えたと切に感じます。またその機器の移り変わりの早さにも驚きます。携帯電話に関しても、一般的に今では「ないと困るもの」の一つではないでしょうか?携帯電話はもはや、子どもから大人までが持つ、当たり前のものになっています。下記の表は、携帯電話の普及率の数値データーです。数値的に見れば、携帯電話は「今では一人に1台以上」と言うことになります。

これだけ普及したのには、利便性が高いことが伺えます。携帯電話を中心に、距離を問わず、人との連絡が容易になりました。ただし、物事には必ず「良い点」「悪い点」があるので、最終的には、使い方が問われます。

情報の多様化(SNSを知っていますか?)

メディア技術が進化を続ける中で、インタネットを利用し、個人が情報を発信することで、人との繋がりを促す会員制交流ウェブサイトとしてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、今も急速に普及しており、国民の半数以上が利用していると言われています。

SNSの代表的なものが、Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)、LINE(ライン)です。

SNSを主にスマートフォンで利用している人が大多数だと思われますが、パソコンはもちろん、タブレット、ゲーム機でもインターネットへの接続ができるようになっていますので、子ども達でも、簡単に世界中の人たちとつながりを持てる状況にあります。

ネットやスマートフォンによって生活あるいは意識に変化が生じているのは、親の方も同様です。

最近の困った事例をご紹介します。

  1. 近頃は若いお母さん達の間、つまりママ友同士でもLINEやTwitterを介したつながりが非常に密になっていて、そこで特定の誰かを仲間はずれにするという子どものいじめと同じことが起きています。そのため、子どもと同様に母親達も必死でSNSの世界についていかなければならない。
  2. 子どもが乳児期においても、泣いて騒ぐとすぐに注意せずにスマホを与えて静かにさせる。
  3. 親がゲーム好きで、家族そっちのけで熱中したり、帰宅後もパソコンでずっと仕事をしたりしている姿を見て「ずっと使ってもいいもの」と思い込む。

幼少期から、このような生活が当たり前として育ってきた子ども達は、ネット依存になる傾向が強いと言われています。

また、スマートフォンの利用が月々定額制で使い放題に設定している場合が多いのではないでしょうか?しかもいろいろな割引があって、機器を買いやすく、また料金が定額制なので時間を気にすることなく使える状況です。また、学校の給食費よりも携帯電話の料金を優先する家庭も見られるほどです。

社会的・経済的事情で核家族や共働き世帯が増えていますので、子どもにスマホや携帯電話を幼少期より与えている家庭も少なくありません。顔と顔を合わせてのコミュニケーションよりも、そういうものを使わざるを得ない関係が普通になってきているのです。

食事についても、ある程度の年齢になると、子どもにお金を渡して「自分達で食事をしてね」と言う家庭もあるかもしれません。すると子どもの方は、LINEで「今日一緒に食事できる人?」と友人と連絡し合って、みんなでどこかに集まって食べるといった状況になります。このような環境も、さらにネットに依存しやすい状況を作り出しているのではないでしょうか?

地域で支えあいつながるネットワークを!

インターネットを介してのつながりも必要な時はたくさんあると思います。

しかし、いくらインターネットで遠くの人とのつながりを持てても、日常的にはやはり、家族や地域のつながりが一番です。

『遠くの親戚より近くの他人』のことわざ通り、お互いさまの気持ちで、表情や温度の感じれる関係を大切に、地域で支えあい、つながるネットワークを、大切に育てたいですね。

みんなが主役の元気な地域づくりセミナー参加者募集

地域において、だれもが安心して暮らすために何が必要か、ともに暮らすための「支えあい活動」について考えるセミナーが、福岡国際会議場にて開催されます。ぜひ参加してみませんか。バスに定員があり、先着順となりますので、ご希望される方はお早めにお申し込みをお願いいたします。

日時 2月17日(水)10:10~15:00
出発時間 うきは市図書館前発8:30
総合福祉センタ前発8:40
※帰りは17時頃の予定です。
研修先 福岡国際会議場 2階 多目的ホール
内容 ◆講演
「2025年に向けた地域づくり
~地域でともに暮らす支えあいとは~」
NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター
理事長 池田昌弘氏
◆地域で実践できるレクリエーション実演
福岡県レクリエーション協会 常務理事 佐藤靖典氏
◆パネルディスカッション
「実践!地域の暮らしを支える」
①はまおう助っ人センター(福岡市博多区)
②川瀬北行政区サロン(八女郡広川町)
③下矢部西部地区社会福祉協議会(熊本県上益城郡山都町)
定員 50名(先着順)
申し込み 参加される方は、2月9日(火)までに、うきは市社会福祉協議会 吉井事務所までお申し込みいただきますようお願いいたします。
℡0943-76-3977

※昼食の斡旋販売(お茶付500円)が行われます。希望される方は申し込み時にお伝え下さい。

市民後見人養成講座(基礎編)に参加してみませんか?

成年後見制度とは、家庭裁判所から選任された後見人等が、認知症や障害などにより判断能力が十分でない方の福祉サービスの手続きや財産管理等を行う公的な制度です。

だれもが住み慣れた地域で安心して生活できるよう、より身近な立場で地域の高齢者や障害者の生活を支援する「市民後見人」の養成講座を開催します。
講座では、成年後見制度のしくみや後見人に必要な知識をわかりやすく学びます。

期日 (1日目)2月16日(火)
「オリエンテーション」
「高齢者と障害者の権利擁護について」
「成年後見制度のしくみについて」
(2日目)2月23日(火)
「認知症について」
「精神障害について」
「知的障害について」
(3日目)3月1日(火)
「後見業務の実際 ~申立から終了まで~」
「後見業務の実際 ~財産管理~」
(4日目)3月8日(火)
「消費者被害の現状と対応」
「日常生活自立支援事業について」
「任意後見制度について」
(5日目)3月15日(火)
「成年後見制度の現状と課題」
「後見業務の実際 ~身上監護~」
「終了式 連絡事項」
時間 13:30~16:30
場所 うきは市総合福祉センター2階研修室(うきは市吉井町347-1)
対象 うきは市在住または在勤の方、社会貢献したい方、後見制度に関心のある方、利用を考えている方、市民後見人としての活動を望む方(全ての受講が必要です)
受講料 無料
募集人数 20名《申込必要》
申込締切 2月10日(水)
問合せ・申込先 うきは市福祉事務所 福祉係(担当:髙木、西木)
☎0943-75-4961 ファックス:0943-75-4963

※市民後見人として登録のためには、今回の【基礎編】と来年度開催予定の【実務編】の受講が必要となります