福祉員かわら版

通巻155号:平成30年6月1日発行

地域で気をつけたい、これからの時期・・・

6月になり、雨が降る日も増える時期となりました。

あってほしくないというのが正直なところですが、これからの季節(特に6月から10月初旬)は、様々な災害に注意が必要です。

先月号でも少し書かせていただきましたが、大雨については、うきは市も被害をうけた平成24年の九州北部豪雨災害、まだ記憶に新しい朝倉市をはじめ、東峰村、添田町、大分県日田市などに甚大な被害をもたらした、平成29年九州北部豪雨災害。

昨年の豪雨災害から、もうすぐ一年が経とうとしていますが、復旧工事もまだまだこれからの状況の中、もとの生活に戻る、元の地域に戻るには長い時間が必要です。

また、先月、秋田県でも大雨による被害が出ており、ここ数年を見ても「数十年に一度」と呼ばれるような災害が全国各地で頻発しており、2年前の熊本地震、7年前の東日本大震災といつ起こるか分からない大規模災害。平常時からの備えや関係作りが大切だと改めて感じました。

ある研修会に参加した際、講師の方が次のようなことを話してありました。「災害は社会的に構築される。」例えば、砂漠や無人島で地震や大雨が起こっても、それは災害として語られることはありません。そこには人の「生活」があり、その生活基盤になんらかの課題や弱い部分(耐震、道路・橋・堤防などの構造、情報発信、地域のつながり等)がもともとあり、それらが地震や大雨によりさらされ(表面化し)、被害が起こるから災害と言うそうです。

つまり、私たちの普段の生活が、災害時にもつながるのです。堤防を強化する・家を耐震化するなど、設備の強化をすることも、もちろんではありますが、火災、水害、地震など全ての災害に強い設備というのは、今のところありません。設備の強化だけでなく、私達自身が災害に備えることも実は大切なのかもしれません。

例えば、避難所の場所を把握しておく。(市内には状況に応じて開設される避難所が35か所あります。【下表参照】)備蓄の水や食べ物を準備しておく。(3日分~1週間分の用意が必要といわれています。)非常時の際に持ち出すものをまとめておく(非常用持ち出し袋はホームセンターなどでも買えるようになりました。)など、自分達を守るための備えや災害の行動を想定することも大切です。

しかし、ご自身で様々な準備が出来なかったり、災害時に見守りや気に掛ける、手助けを必要とする人も地域の中にはいらっしゃいます。

一人暮し高齢者や高齢者のみの世帯・障がい当事者の方・ひきこもり当事者の方・妊娠中のお母さん・怪我をしている方・・・挙げていけばキリがありません。もしかしたら、特定の方のみを見守る・気にかける、手助けするというよりも、全ての方がお互いに気にかける関係が地域の中でできているのが一番なのかもしれません。

上記の災害に備えた準備を地域全体でする。例えば公民館などに備蓄の水や食べ物を準備しておくこともいいかもしれません。会えば声をかける・挨拶をする、気にかけるなど、普段のつながりが災害時に活かされることがたくさんあります。

ぜひ、災害時も含めた地域での見守りや声かけ、これらの活動に向けた区内の情報共有等をよろしくお願い致します。

うきは市 避難所 一覧

吉井町域 浮羽町域
千年小学校 新川コミュニティセンター
千年コミュニティセンター 小塩小学校
吉井小学校 小塩コミュニティセンター
福富小学校 山春小学校
福富コミュニティセンター 山春コミュニティセンター
江南小学校 大石小学校
江南コミュニティセンター 大石コミュニティセンター
吉井中学校 御幸小学校
生涯学習センター うきは市民ホール
JAにじ本所 浮羽中学校
吉井体育センター 御幸コミュニティーセンター
JAにじ教育文化センターきずな うきはアリーナ
耳納クリーンステーション 道の駅うきは
うきは市総合福祉センター 旧JAにじ大石支所
うきは市役所 うきは市民センター
浮羽究真館高校 尼ヶ瀬区公民館
  妹川小学校
田篭コミュニティセンター
姫治小学校

出典:うきは市ホームページ
避難所等は災害状況等で異なりますので、防災無線等や防災メールでの確認をお願い致します。

一人で悩まずにご相談を・・・
「生活・福祉丸ごと相談」窓口を開設しました!

  • 「どこに相談していいか分からないけどとりあえず電話してみました・・・」
  • 「仕事をやめて経済的に困っています・・・」
  • 「近所には相談しにくくて・・・」
  • 「子どもが家にに引きこもっているんですがどうしていいか分からなくて・・・」

これまでも上記のような様々なご相談を社会福祉協議会へいただいておりました。これらの相談窓口を一つにし、4月より、新たに「生活・福祉丸ごと相談」として窓口を設けました。

年齢や性別を問わず、地域には様々な「生活のしづらさ」を抱えてある方、どこに相談していいか分からない方など、様々な方の困りごとの解決に向けた相談やお手伝いを関係機関と連携しながら行っていきます。

訪問活動等の際にご紹介や、ご本人やご家族、ご近所の方などから相談を受けた際に「社協に相談してみたら?」とお声かけいただければ幸いです。