福祉員かわら版

通巻16号:平成18年6月1日発行

うきは市全地区で福祉委員委嘱状交付式が終わりました

 4月の後半から5月の中旬にかけて、うきは市内の各ふれあいセンターとふれあい荘で福祉委員委嘱状交付式が行われました。
 交付式では、福祉委員さんの役割と活動内容について触れ、見守り活動、よりあい・小福祉座談会等の開催、会費の問題・弔電のお願いなど、多くの仕事内容に大変驚かれていると思います。
 当日も各担当が説明をしたと思いますが、福祉委員の役割を最初から全て出来る事はありませんので、出来る事から取り組んでみて下さい。
 また、福祉委員さんの仕事は短い期間での活動は不可能です。なるべく腰を据えて区内の福祉委員活動に関わっていただきたいと思っています。
 さて今月号からは、ある福祉委員さんから「よりあいっちゃ何か・どげんしたらいいかわからんばい」とご質問があったので、何号か続けて、よりあいの特集号としてお伝えいたします。

特集 よりあいについて

 皆さんの地区には、家に閉じこもりがちな高齢者の方はいらっしゃいませんでしょうか?
 皆さんの地域では、老人クラブの活動などが活発に行われていますので、健康のための活動や仲間との交流は十分だと思われるかもしれませんが、そういった活動に参加できない、いわゆる虚弱高齢者は家でじっとしているケースが多くなります。そこで開催されるようになったのが『よりあい』活動です。
 よりあいとは、老人クラブ活動やデイサービスなどへの参加とは別に、虚弱高齢者を中心に各地域で開催する会です。
  よりあいには次のような事が期待されています。

  • 会場に集まって頂くので、安否確認、体調 の確認が一度に可能です。
  • 参加者の日頃の状況など、話を聞いたり 相談に応じたりできます。
  • 皆で会話することで、ストレス解消や生活 への張り合いが生じます。
  • 手遊びや工作などのプログラムを組み込 んで、指のリハビリ体操になります。
  • 保健師や看護師、ヘルパーなどに来てもら い、健康のための学習ができます。
  • レクリエーションやゲームなどで、笑いや 競争心を起こします。
  • 会話のある食事で、食欲も増加します。
  • 子ども達の参加などで、世代間交流の場 になります。
  • 何より、高齢者自身の「いきがい」「仲間」
 

「健康」づくりを支援します。
 このように、地域での『よりあい』活動の推進は、明るく健康な長寿社会づくりと、安心して生活できる地域づくりにつながります。
 また、よりあいは福祉委員さんの活動で見守り活動・体調等確認など多くの事を把握できる機会になっています。それだけよりあいを開催する事は大変必要な事です。
 今回は実際に行っている所の例を挙げて、様々なよりあいの形をわかりやすくタイムスケジュールで提示したいと思います。

うきは市 樫ヶ平区の事例

時間 参加者 お世話方
10時30分~ 公民館に集合・血圧測定 昼食準備
11時30分~ 健康体操  
12時~ 食事・休憩 食事・後片付け
13時30分~ レクリエーション レクリエーション
15時~ 休憩・帰宅 休憩・後片付け
15時30分~16時   お世話役帰宅

 この行政区は「1日のんびりタイプ」のよりあいです。午前中は参加者が個々人のペースで集合して、血圧を計っている間に参加者同士やお世話方(福祉委員さんや婦人会等で構成)の方とのお話をゆっくりされます。
 この時に、近所の困った事や全国で起きている事など、気になる事を話しています。福祉委員さんにとって、近所の話を聞けるキッカケ作りにもよりあいが関わっている例です。
 食事や休憩も自分たちのペースに合わせて、多めに時間を取っています。レクリエーションは社協からレク用具を借り、社協職員が行うというより、参加者が自主的にルールを考えたり、点数を決めるなどして進めていきます。
 レクリエーションが終わって、一息ついた後にお茶を飲み、個々人で帰宅する形です。
 食事については、お世話役の皆さんが参加者より早めに来られて準備をしています。血圧測定は一緒にしますが、食事までの時間はほとんど準備に費やします。レクリエーションには時間があれば共に参加していきます。
 この事例のように、食事を作る事はとても容易ではありません。お世話役の助け・参加者の方のお手伝いがこのよりあいを成立させています。
 事例①は以上です。次回は事例②の地区を紹介していきます。自分たちのよりあい活動に取り入れられる事はぜひ吸収していきましょう。

編集後記

 先日、小塩のよりあい講習会に参加して帰ってきた際、一人の女子高生が事務所で待っていた。うきは市内に住む、ある高校の学生で、「看取りについて教えてください」と突然聞かれ、少しびっくりした。
 話を聞いてみると学校のミニテストで出て、確かめたかったんだとか。一応話をしたが、その後のテストに影響したかまだ伺っていない。
 今回驚いたのが、高校生で看取りについてのテストがある事。専門的な高校だったとはいえ、こんな問題も出るんだとびっくりした。
 実は、私は看取り経験者だ。私は祖父を看取ったのだが、もうすぐ、祖父の三回忌が近づいている。
 おじいちゃんっ子だった私はその当時、とても落ち込んだが、今はきっと天国で見てるから恥じないように頑張ろうと活力に変えている。今の子供達にそんな体験をする日が果たして来るのか。核家族化が拒む、身近な命の大切さをもう一度見つめ直して欲しい。     (権藤)

今月のうきは市写真館♪

今月のうきは市写真館は新川、つづら地区のつづら棚田です。写真を撮影した日は田植えの終了日で、全ての棚田に新しい苗が植えられていました。テレビ・雑誌でもとても注目されていて、今やうきは市の顔にもなっています。ぜひ一度、新川・つづらに足をお運び下さい♪