福祉員かわら版

通巻2号:平成17年4月1日発行

福祉委員の皆さまへ

◇はじめまして

4月1日、平成17年度がスタートしました。
3月1日、吉井町社協と浮羽町社協が合併し「うきは市社会福祉協議会」に、3月20日には、吉井町と浮羽町も合併して「うきは市」となりましたが、まだまだ「うきは市に住んでます。」というのは言い慣れないかもしれませんね。

さて、新しく区長さん、分館長さん、福祉委員さんになられた方、はじめまして。

この「福祉委員かわら版」は、各区の福祉活動の取り組みについて紹介したり、福祉についての様々な情報を提供する場として、毎月、社協より発信する『かわら版』です。

短い方は1年間ですが、この「福祉委員かわら版」をご覧いただき、各区の取り組みに活かしていただきたいと思います。

◇さて福祉委員になったものの…

区長さんより「福祉委員になってくれんね。」と言われたので…。区の選挙で福祉委員へ推薦されたので…。など、福祉委員になられた理由は様々でしょうが、『さて「福祉委員」になったものの、どういう活動をしていけばいいっちゃろうか?』と思われている方もいるのではないでしょうか?

◇まず手始めに

自分に出来ることからはじめるために、自分の住んでいる「地域」について、もう一度見直してみましょう。普段何げなく思う以上に、手助けを必要としている方がいらっしゃるかもしれません。

例えば、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯があるのか、寝たきりや障害者(身体障害、知的障害、精神障害)がいる世帯があるのか、そうした世帯で困っているところはないだろうか?

また、うきは市ではどんな福祉サービスがあるのか、自分の住んでいる地域の担当民生員さんは?、他に自分と同じ様な活動をしている人はいないだろうか?

これらを知ることは、活動をしていく上での大切な土台となるものです。

◇具体的な活動は?

①声かけ訪問活動

一人暮らしの高齢者や援助を必要としている世帯(高齢者のみの世帯、障害者のいる世帯、母子世帯など)に声をかけ、日頃困っていることやこんなお手伝いをして欲しいといったニーズ(要求)を把握したり、話し相手になったりする活動です。
 「こんにちは。お元気ですか?」の一言からはじめてみましょう。

②近所で出来るお手伝いをする。

例えば、ちょっとした買い物やゴミの分別収集のお手伝い、代筆など。近所だからこそできるちょっとしたことをお手伝いしてみてはいかがでしょうか。

③よりあい(ふれあいいきいきサロン)活動の推進

各区の公民館に集まって、健康チェック(血圧測定など)、レクリエーション、季節行事、お食事会など、その区に応じた様々な活動をし、閉じこもり予防、要介護予防、生きがい健康づくり等を行うものです。

④福祉に対する知識や理解を深め、広める活動

声かけ訪問活動やよりあいで把握した問題を、福祉サービス等につなぐため、区長、民生委員、市役所、社協へ連絡する活動があります。上手くつなげていくためには、「ふくしのかわら版(社協だより)」や「福祉委員かわら版(福祉委員だより)」等を読んだり、また、各種福祉委員研修に参加したりして、自らの専門性を高める活動等も必要になってきます。

◇訪問時に大切なことは?

誰にでも他人に知られたくない秘密(プライバシー)があることを理解し、個人情報は口外しないように気を付けましょう。活動上知り得た秘密を、不特定多数に口外し、それが噂となって広がれば、活動の中で築いてきた信頼関係が一気に崩れてしまいます。

活動上知り得た個人情報は、相手が困っている問題を解決することのみに活用し、他の目的には使わないようにしましょう。

◇最後に

今まで述べた活動は、決して福祉委員さん一人でできるものではありません。区長さんや分館長さん、民生委員さん、隣近所の方が一緒に協力して行うことによって、はじめて可能となるものです。地域全体で一緒に活動していきましょう!  また、活動で困ったことがある時は、一人で悩まずに、気軽に社協や各ふれあいセンターへ相談して下さい。

~各連絡先~
◇うきは市社会福祉協議会
 吉井事務所 ℡ 76-3977
 浮羽事務所 ℡ 77-8351
◇ふれあいセンター
 御幸 ℡ 77-3367
 山春 ℡ 77-4699
 大石 ℡ 77-7088
 妹川 ℡ 77-6505
 新川 ℡ 77-6557
 田篭 ℡ 77-6776
 小塩 ℡ 77-4835

福岡県西方沖地震 
 ーどこでも起きるを念頭にー

3月20日、午前10時53分に、福岡県西方沖でM7の地震が発生し、福岡市、前原市で震度6弱と観測されました。

うきは市でも、「こんなに揺れたのは生まれて初めて」と皆さんが口々に言われるほど揺れがひどく、皆さんもびっくりされたのではないでしょうか。

この地震により、福岡市内では、家屋が全半壊したり、水道管の破裂などライフラインの被害が発生しています。

社協では、福岡市中央区を中心に、被害に遭った家屋等の片づけ作業にご協力いただける方を緊急募集し、3月24日から災害復旧ボランティアを行ってきました。

作業としては、壊れたブロック塀の片づけをしたり、被災したお宅を訪問して、割れた食器やガラスの片づけを行ってきました。

被害状況としては、テレビで報道されているよりももっとひどい状況で、あるマンションの一室に入ると物が散乱して、足の踏み場もなかったり、中にはボランティアでは全く手に負えないお宅もありました。

ボランティアを受けられた方は、「あまりにもひどい状況で呆然としていた。一緒に片づけていただいて、自分で片づける元気が出てきた。」と言われたそうです。

今回地震が起きた九州北部は、これまでに大きな地震があまり発生したことがない地域であり、気象庁も「想定外の地域だった」と衝撃を受けているそうです。

このことからも、大地震は日本のあらゆる所で起きるということを認識して、地震対策に万全を期すことが必要であると思います。

我が家の地震対策はもちろんですが、体の不自由な人、支援を必要とする人を、地震等の災害の際、地域でどうやって支援していくかの体制づくりを、日頃から考えていかなければならないと思います。

なお、社協では義援金の募集を行っております。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。義援金は、社協事務局までお持ちいただくと幸いです。また、社協、市役所に募金箱を設置しています。