福祉員かわら版

通巻43号:平成20年9月1日発行

福祉のかわら版からみる福祉委員の活動とは・・

朝晩はいくぶんかしのぎやすくなってきましたが、福祉委員の皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎月発行しています福祉委員のかわら版では、福祉委員の皆様に、地域の福祉活動の実態や、新しい福祉情報をお知らせし、福祉に対する知識や理解を広め福祉活動を推進するための情報提供に努めています。
実は、この福祉委員のかわら版の第1号発行は旧浮羽町社協時代の平成4年から発行しています。もう16年も前から発行していることに驚かされました。
当時、民生委員の担当行政区は現在よりも広かったこともあり、十分に見守り活動が行えなかった現状があったことから、小地域内での見守り活動を推進していくために福祉委員制度が開始されました。
ここで、過去の新聞から、福祉委員活動の事例を一つご紹介します。

「福祉の窓口になる人」

Aさんは、いつもB老人(独居、男性)の家の前を通って買い物にでかけることが日課でありました。Aさんは、今年、福祉委員を任命されましたが、何をして良いかわからず、まず自分にできることから一声かけることを日課としていました。最初はむっつりしていたBさんも、その内、いろいろと自分のことを話すようになったり、買い物を頼まれたりするようになりました。
  ある夜、電話でBさんが動けないとの連絡を受け、民生委員と一緒にかけつけると、Bさんが倒れていたため、すぐ病院にはこび処置がされました。こうして、Bさんは骨折のみで大事にいたらず、関係者をほっとさせましたが、いつも声をかけていたBさんが、いつからかAさんをたよりにおもうようになり、自分の急病の時、一番に思い出されたことがよかったのでしょう。(平成4年7月号から抜粋)

上記のように、福祉委員の活動は、日頃からの見守りや声かけ活動が一番大事なことだと思います。すぐに、うち解けることもできないし、お話することも難しいかと思いますが、回を重ねながら、親しく話せるような雰囲気に努めて頂きたいと思います。
また、訪問などをする上では、民生委員との協力が不可欠です。民生委員は月に一回定例会を開き福祉に関する情報等を得ていますのでお互いに情報交換しながら、協力して活動して頂きたいと思います。
そのためには、まず民生委員と福祉委員との懇談会を行う場を作って頂きたい。その時には、ぜひ社会福祉協議会の職員にもお声をおかけ下さい。
また、「私は、日頃こんな活動をしています。」ということがあれば、お知らせ下さい。どんな些細なことでもかまいません。この福祉委員のかわら版で情報提供していきたいと思います。

「よりあい研修会」を開催しました

8月22日に、福富・千年校区、8月27日に吉井・江南校区の福祉委員の方を対象に「よりあい研修会」を開催しました。この研修会は、よりあいの本来の目的を理解して頂き、よりあい活動の推進を目的として行いました。

主に各行政区単位で行われていますよりあいは、地域の実情によって様々です。
長年継続して行っている地域もあれば、始まってまもない地域もあります。
しかし、よりあい活動が市内で広がっていく中で、本来の目的意識が薄れつつあります。
そこで、よりあいがなぜ必要であったのかということを、元浮羽町民生児童委員であった小塩増夫氏にお話をして頂きました。
誰もがいつかは歳をとって、身体に自由がきかなくなります。そういった方々は活動に参加できず家でじっと閉じこまったままのケースが多かったそうです。そこで虚弱な高齢者が気軽に参加できる内容で、お茶を飲みながら楽しく会話したり、情報交換をするような場が必要でありました。
身体が弱っても、心は健康であることが大事であって、それは、人と人の関わりによるものであることをお話されました。

よりあいを運営していくにあたっては、元気な人のみの集まりにならないようにして、民生委員、福祉委員、地域のボランティアなどを含めた、地域の人が関わることによって、安否確認であったり、参加した方の悩みや相談を聞けるような場でもあって欲しいと思います。
今回の研修会では、うきは市公民館長の樋口館長から、吉井町域における公民館活動についてもお話をしていただきました。
各校区に公民館が設立され、公民館の活動としても福祉活動を今後推進していくために福祉部が組織されています。
今後は、社会福祉協議会でも福祉部と協力していきながら、研修会や活動等を計画していきたいと考えていますのでご協力よろしくお願い致します。

在宅介護者のつどいご案内

7月に実施しました「介護教室&在宅介護者の交流会」には、「在宅介護者の会」の会員を含め多くの方にご参加頂き、日頃抱えている介護の悩みなど、お互いに意見交換ができました。
つきましては、第2回目の交流会を予定しておりますので、ご近所で、介護についての悩みや疲れを抱えている方がいらっしゃいましたらお声かけをお願い致します。


◇とき 9月8日(月) 13時30分~15時00分
◇ところ うきは市総合福祉センター
◇内容 交流会・意見交換
◇参加費 無料
◇申し込み うきは市社会福祉協議会
吉井事務所 0943-76-3977    浮羽事務所 0943-77-8351

シリーズ うきは市内のボランティア活動を知る!④

調理ボランティア かりん

調理ボランティア「かりん」は、平成4年に旧吉井町社協の時にボランティア募集を行ったところ、39名のボランティア登録があり、その内の10名が、役場で行っていた機能回復訓練の給食サービスを行うボランティアグループとして立ち上がりました。
当時は、毎月2回、栄養士の指導のもと活動を行っており、機能回復訓練の参加者からも大変喜ばれていたそうです。
その後、高齢者を対象に、健康づくりや生きがいづくりを目的として始まった、社協事業の「いきいき料理教室」や「熟年男性料理教室」でも、材料の下準備や調理実習の補助等にご協力頂いたようです。

現在は社協事業の料理教室は行っておりませんが、市内の福祉施設の夏祭りの調理ボランティア、毎年行われる一人暮くらし交流会のお弁当つくり、視覚障害者の料理教室のお手伝いなどを実施しています。また、市内のよりあいで昼食を行う際など、人数が多い場合は、調理のお手伝いもしています。

現在、会員は10名で活動しています。活動は、参加できる人が、参加できるときに。と無理なくできるようにしています。興味のあるかたは、うきは市社会福祉協議会℡:0943-76-3977までご連絡ください。

上記の写真は、結成当時の「かりん」の様子です。
 
一人暮らし交流会では、2校区ずつに分けて行われましたが、100食を超えるお弁当を作りました。
普段、大勢の方と食事をする機会がないので、みんなで食べる食事はとてもおいしいと皆さん大変喜ばれていました。