福祉員かわら版

通巻67号:平成22年9月1日発行

朝晩はいくぶんしのぎやすくなってまいりました。2学期も始まり、子ども達の登校風景が戻ってきました。v
さて、8月は、全国各地で100歳以上の高齢者行方不明というニュースが流れ、その住所に住んでいないのに、住んでいることになったままで、年金を受け取っていた事実が分かったり、「もう30年くらい前から姿を見てない」といった近所の人のインタビューなど多くの報道がされたりしました。
また、大阪市のマンションで幼児2人が遺体で見つかった事件も大きく報道され、母親による育児放棄(ネグレクト)の実態が浮き彫りになりました。自分の住んでいる近くには、そのような高齢者や子どもはいないだろうか?と思われた方もいたと思います。

高齢者の安否確認をされる方や子育ての相談に乗ってくれる人が近くにいたら・・・。近所の繋がりがあれば今回のような事件は防げたかもしれません。

「最近、外を散歩している姿を見かけないけど体調崩されてないですか?」「子どもさんは元気?」など日頃からの何気ない声掛けが、大切なのだと改めて考えさせられました。

福祉会活動どんなことしているの?

7月29日(木)、うきは市民センターにて、福祉会研修会が行われました。8月号の福祉委員かわら版にも「福祉会」について説明しましたが、研修会では、実際に活動している3つの福祉会の代表の方に活動内容を紹介していただきました。

写真:福祉会研修会の様子   写真:古川村福祉会 舎川氏

①古川村福祉会 発表者 舎川孝吉氏

平成9年当時の民生委員、福祉委員、分館長、ボランティア、婦人会支部長の計13名で結成。それから、13年の月日の中、よりあい、施設視察研修、花いっぱい運動、独居高齢者声掛け訪問などの活動をされてきました。声掛け訪問では、ただ訪問するだけでなく、その方の様子を記録されています。「足が痛いと言われていたので、簡単な体操を教えました」や「○○について話をしました」など、福祉会の皆さんの活動の様子が見えます。そして、役員が交替する時に記録簿を次の方に引き継がれ円滑な支援を継続されています。

②東の6福祉会 発表者 佐々木正美氏

最初は「福祉会」なんて必要ないと思い、社協や館長が何度も「福祉会」立ち上げの話を持ってこられても話には乗らなかった。しかし、平成12年当時、東の6区52世帯中39世帯に何らかの支援が必要だった事実に気づいた時に「福祉会」が必要だと気づかれたそうです。しかし、何から始めたら良いのか分からず、まずは福祉マップを区民全員で作られ、地域の課題の発掘をされました。

現在では、公民館を開放して、高齢者に1日自由に過ごしてもらえるようにし、「今日、あの人来てないね?」など高齢者同士で安否確認をしてもらったり、夏休みなどは子ども達も公民館に集まり宿題をしたりと、高齢者と子どもの交流の機会を持てるようにしていらっしゃいます。

また、転入転出が多い地域で、これまでは、馴れ合いをする暇がなく近所の人と仲良くなれなかったが、「福祉会」設置後、2年目から近所の人と心が通じ合うようになり、よりあいのメンバーも心を開いてくれるようになったそうです。井戸端会議も見られるようになり、「地域で子どもを育てるという心が芽生えた」とのことでした。

写真:東の6福祉会 佐々木氏   写真:西長瀬福祉会 野鶴氏

③西長瀬福祉会 発表者 野鶴哲子氏

平成13年福祉会を設立。区民78名が参加して福祉マップを作成されました。平成14年から骨折で、よりあいに参加できなくなった方の様子を見守るために、ふれあい活動(声かけ安否確認)が始まり、訪問の記録をつけられるようになったそうです。
現在も、よりあい(年6回)、誕生会(年6回)、ふれあい活動(毎月)行っています。

最初は、福祉に無関心であったが、福祉会を立ち上げ区民全体を巻き込んで進めていく中で、福祉への理解も深まり、隣り近所への気配りができるようになって、不審者を見かけたら皆で声を掛けて用心したり出来るようになったそうです。

これまで、他の福祉会がどのような活動をしているのか直接話を伺う機会は少なかったと思うので、今回の研修会は貴重な時間となりました。今後の福祉会活動の参考にして、役立てていただければと思います。

赤い羽根共同募金イベント募金
inうきは市安心と安全の町づくり大会  

イラスト:赤い羽根募金8月22日(日)吉井町の国道電線地中化完成の記念で行われた大会にて、社協も赤い羽根共同募金イベント募金で参加させていただきました。

パレードが行われ、参加される子どもさん達に、赤い風船を配布しました。
また、パレード後に、白壁交流広場で行われたイベント時には、多くの方が募金をしてくださいました。

結果、5,818円の募金が集まりました。今回、集められた募金は、毎年10月1日より行われる赤い羽根共同募金活動の一つとして、今後の社協事業の財源となり、地域福祉活動に大いに役立てられます。
今回、ご協力いただきました皆さま、大変ありがとうございました。

10月1日から、本格的に始まります赤い羽根共同募金へのご協力もどうぞよろしくお願いいたします。

不登校・ひきこもりの方への支援

内閣府は、「ひきこもり」に該当する子ども・若者がどの程度存在し、どのような支援を必要としているのかを把握することで、地域支援ネットワークの形成を促進するための基礎資料とするために「ひきこもり」実態調査を行いました。

7月下旬の新聞には、「ひきこもり」実態調査で、全国で70万人のひきこもり、その予備軍も155万人にのぼることが分かったという記事(読売新聞2010/07/24)が載っていたのでご存じの方もいらっしゃると思います。

ひきこもりの3大要因は、職場・病気・就活のようで、実際に、うきは市内でも不登校やひきこもりといった課題を抱えている家庭があります。

そのような家庭に、社会福祉協議会も学校等関係機関と協力・連携しながら取り組んでいます。そのような中、今回、市の委託を受け、地域福祉課に不登校・ひきこもり支援相談員として、新たな職員が配置されました。これから、さらに、不登校やひきこもりの課題に向けて支援を行っていきたいと思います。

不登校・ひきこもりは、さまざまな課題が交錯している場合が多くあるので、時間を掛けて支援していくことが必要と思われます。

もし、ご家族からそのようなご相談を受けられたり、気になる方がいましたら、社会福祉協議会吉井事務所(0943-76-3977)までご相談ください。


弁護士による無料講演会と無料相談会開催について(ご案内)

イラスト久留米弁護士会主催で、下記の日程にて講演会及び相談会を開催します。

■講演会

◇日時 平成22年9月17日(金) 13:30~14:30
◇内容 相続、借金など暮らしにまつわる法律問題について
◇場所 総合福祉センター 大会議室
*参加は自由です。
*また、講演会終了後、無料弁護士相談(予約制)も開設します。

■相談会

◇時間 14:30~16:00相談時間:一人30分
◇場所 総合福祉センター 相談室
◇定員 9名まで(定員になり次第〆切ります)
【申込み・問い合わせ先】
うきは市社会福祉協議会 吉井事務所:0943-76-3977
*相談ご予約の際は、「9/17の相談」とお伝えください。

「うきは市在宅介護者のつどい」参加者募集中!!

◇日時 平成22年9月10日(金) 9:30~11:30
◇内容 介護教室 (安楽な介護の方法や福祉用具を使った介護の方法を学びます。) イラスト
◇講師 九州大谷短期大学福祉学科 松尾智子教授
◇場所 うきは市デイサービスセンター(浮羽町古川)
◇参加料 無料
◇対象者 在宅で、高齢者・障がい者等を介護をしているご家族の方
◇募集定員 30名(定員になり次第締め切ります)
  動きやすい服装で参加してください。
◇申込み〆切 9/9(木)〆切
*前日までお受けします。
【申込み・問い合わせ先】
うきは市社会福祉協議会 
浮羽事務所:0943-77-8351/吉井事務所:0943-76-3977