福祉員かわら版

通巻9号:平成17年11月1日発行

自然災害と福祉活動

頻繁に起こっている災害

10月23日、新潟中越地震から1年が経ちました。
1年が経過した今でも、まだ生活の目処が経っていない人や、仮設住宅で今年の越冬生活をしなければならない人の事が、ニュースで報じられていました。
「天災は忘れた頃にやってくる」と言われますが、まだ忘れもしないうちに、各地で次々に自然災害が発生し、先日も10月19日に茨城県沖で震度5弱、22日に福島県沖で震度4の地震が観測されています。(小さな揺ればまだたくさんありましたが)
10年前には阪神淡路大震災もありましたので、この前、神戸市のビデオライブラリーから震災時のビデオをお借りして、見直してみましたが、被害のすさまじさがまざまざとよみがえって来ました。

福岡県の対応は…

先日、10月16日(日)に福岡県の主催で、「福岡県災害ボランティア連絡会研修会」が行われました。そこではボランティア支援を円滑に行うために、災害ボランティアセンターを立ち上げて、住民の皆さんから寄せられる相談や、外部から支援に来た人を調整するシミュレーションをしたのですが、緊急時に一斉に相談に来られたら、相談を受ける側もパニックになって、収拾がつかなくなることを体験しました。 災害時の緊急対応などは、日頃あまり心がけられない分、いざというときには必ずあわててしまうので、やはり何かあった時のために備えておく事は重要だと感じさせられました。

日頃の心がけと取り組み

災害時には、必ず高齢者や障がい者が逃げ遅れなどで犠牲になっています。 悲惨なニュースが流れた後感じるのは、「身体が不自由な方の把握は出来ていたのか」「近所で連れ出す事が出来なかったのか」といった、小地域でのネットワークや助けあい活動の存在の有無です。
日頃から、近所の方の事を知っておけば、「あの家には○○さんがいた」ということで、スムーズな救助活動に繋がったり、台風などの場合には、事前に避難所へ案内する事も可能かと思います。 最近は〝プライバシー〟と言って、近所の事を詮索するようなことはちょっとといった声も聞かれますが、災害時に人の命の安全を確保するためには、絶対に必要な情報というのがありますので、やはり日頃からお互いを分かっておく事は必要ではないでしょうか。

東の6区よりあいに他地区の福祉委員が体験参加

10月16日(日)東の6のよりあいが行われました。

男性も一緒に食事の準備
血圧測定は参加した福祉委員さんにおねがいしました
会食しながら情報交換

先月号で他地区の福祉委員さんをお誘いしたところ、6名の方に参加していただきました。

東の6区の福祉会活動は、社協の広報でも何度かご紹介させて頂きましたが、実際に参加し、現場を直に見て頂くのは始めて。
参加した方は、地元のお世話人の方々と一緒に準備なども体験して頂きましたが、

参加者の感想は…

「東の6区は、参加している高齢者と同じ数ほど世話人がおり、自分の区でも福祉委員が5~6名でき、若い方にも協力して欲しい。」

「市営住宅であり、入れ替わりも頻繁なようだが、福祉活動による区のまとまりを強く感じた。同じ真似はできないと思うが、できることから取り入れて、皆が寄れる場づくりを進めたいと思う。」

「東の6区のよりあいは理想的なやり方であった。気軽に立ち寄れるような雰囲気があり、望まれる環境であったと思う。」

「東の6のよりあいはとても楽しかった。今はまだ自分の区でよりあいをしていないが、福祉委員ひとりではできないので、区の人に協力を呼びかけ、お年寄りの方が〝楽しい〟と喜んでもらえるよりあいを目指したい。」

「先日習った福祉レクリエーションも、こんなよりあいで使ってみたい。」

こんな風に、よその街などに視察に行かなくても、地元の取り組みでお互いに参考になる所がたくさんありますので、うきは市内での情報交換を大切にしましょう。

お一人暮らしの安否確認について

福祉委員の皆さまへ

つい先日、吉井町において一人暮らしの84歳の女性が、自宅の布団の上でお亡くなりになっているいるところを、福祉給食を配達中の給食調理員が発見したということがありました。日頃は近くの畑に出かけたりと元気に過ごしていたと言うことで、近所の方や民生委員さんも大変びっくりされていました。

最近は、朝夕がめっきり寒くなり、気温の変化も大きいので、日頃は元気な高齢者の方でも、急に体調が変わることがありますので、できましたら、今一度声かけ安否確認をお願いいたします。
その際には、119通報カード(緊急連絡カード)を電話そばに置いてあられるかどうかも、合わせてご確認をお願いいたします。無い場合はご連絡下さい。