福祉員かわら版

通巻169号:令和1年9月1日発行

まだまだ暑い日が続いています…

じっとしていても汗をかいてしまうほどの暑さが続いた8月、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか。

9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しい日が続いています。

こまめな水分補給を心がけ、熱中症には十分お気をつけください。

「防災の日及び防災週間」
~防災について考える~

毎年9月1日は、「防災の日」です。

災害についての認識を深め、防災と減災に役立てるため、1923年に死者・行方不明者10万人を出した関東大震災が発生した9月1日を「防災の日」、その日を含んだ8月30日~9月5日までを「防災週間」として設けています。

近年、災害が立て続けに発生し、大きな被害を与え、今もなお、復旧に向けて作業が続いてる地域もあります。

これから大きな災害が起きないことを願っているものの、災害は、いつ、どこで起こるのか分かりません。

今月は、防災について取り上げていきます。

自分が住んでいる地域で災害が起きる可能性を確認する

災害から身を守るには、自分の住んでいる地域が、どれくらい災害の被害に遭う可能性があるかを事前に確認することが大切です。

うきは市では、「うきは市総合防災マップ」が平成27年6月に発行され、全世帯に配布されています。

この防災マップで自分が住んでいる地域の浸水・土砂予想範囲、市内の避難所の場所が確認できます。

この防災マップを希望される方は、市役所の消防防災係(吉井町にある市役所の2階)までお尋ねください。

万一、災害が発生した時、浸水・土砂予想範囲にある地域では、避難所まで移動する際、浸水によって道路と水路の区別が分からずに水路に落ちてしまう、避難所までの道中で土砂に巻き込まれてしまう等、被害に遭う恐れがあります。

また、夜間の場合も暗くて足元が見えづらく、危険を伴う可能性があります。

避難所に避難する方法の他にも、建物の上の階へ避難(垂直避難)、近隣の安全な建物へ避難等の方法も確認しておくことで、災害の状況に応じた、適切な避難方法を判断することができ、災害から自分の身を守ることにつながります。

非常時に持ち出すものを確認する

災害が発生すると、避難所で1日過ごす、災害の規模によっては、しばらく避難所で生活する場合が予想されます。

自分の身を守るため、まずは安全な場所に避難することが大切ですが、そこで過ごすことも考えなければなりません。

例えば、生活する上で欠かせない水は1日に1人3L必要と言われており、水分補給以外に、調理等にも使います。

食料品は保存性があるもの(缶詰食品や水だけで炊けるアルファ米等)が必要になります。

薬剤師さんから聞いた話ですが、災害時にお薬手帳も一緒に持ち出すことも大切だそうです。

お薬手帳には今までの処方薬が記録されています。

お医者さんや薬剤師さんがお薬手帳を見れば、今まで飲んでいた薬の種類が分かり、その人に合った薬を処方できます。

過去の災害でも、お薬手帳を持ち出していたことでスムーズに薬を処方できた事例もあったそうです。

その他にもラジオや懐中電灯、衣類、救急用品、常備薬等、非常時に持ち出すものを確認し、足りないものがあれば、準備することが災害に備える上で重要となります。

災害が起きてから準備するとなると、避難するまでに時間がかかってしまいますので、事前の準備をお願いします。

災害が発生する恐れが出たら…

災害発生もしくは災害の恐れがある場合、自治体より避難に関する情報や防災情報を5段階の『警戒レベル』で呼びかけがあります。

『警戒レベル』というのは、今年より導入されたものです。
(5段階の警戒レベルの詳細は左下図参照)

警戒レベル3(避難準備・高齢者等避難開始)は、重大な災害が発生する可能性が高いため、要配慮者とその支援者が避難するように発令されます。

ここで言う要配慮者は、避難するのに時間がかかってしまう方、もしくは一人で避難の準備をすることが難しい方等、災害時に心配だと思われる方が当てはまります。

災害時に心配だと思われる方の顔を思い浮かべると、その方は普段から付き合いがあったり、すでに顔見知りであったりする方ではないでしょうか。

普段からの付き合いや顔を知っているからこそ、災害の時に心配だと感じたり、気付いたりすることにもつながります。

普段からのつながりや顔の見える関係性は、災害時にも役立ちます。

みなさまには、引き続き、地域全体での見守りをお願いします。

また、他市町村の事例で、玄関前に旗を掲げる、ドアに布を巻きつけるなど避難完了が一目でわかる目印を決めたり、隣組単位でお互いに声を掛け合ったり等、避難時の取り決めをしている地域もあります。

「防災の日及び防災週間」をきっかけに自分や家族、地域の方等と防災について考えるのもいいのではないでしょうか。

警戒レベル 避難行動等 避難情報等
警戒レベル5 既に災害が発生している状況。
命を守るための最善の行動をとりましょう。
災害発生情報
(市町村が発令)
警戒レベル4 速やかに避難先へ避難しましょう。
公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
避難指示
(緊急)
避難勧告
(市町村が発令)
警戒レベル3 避難に時間を要する人とその支援者は避難をしましょう。
その他の人は、避難の準備を整えましょう。
避難準備
高齢者等避難開始
(市町村が発令)
警戒レベル2 避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。 洪水注意報
大雨注意報等
(気象庁が発表)
警戒レベル1 災害への心構えを高めましょう。 早期注意情報
(気象庁が発表)

内閣府(防災担当)・消防庁「警戒レベルに関するチラシ」より