福祉員かわら版

通巻162号:平成31年1月1日発行

新年あけましておめでとうございます。

福祉委員さんをはじめ、区長さん、民生委員さんの皆様には、地域の見守りや声かけ活動、また、自治協議会福祉部の活動にご尽力を賜り、感謝申し上げます。

本年も引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

「ヒートショック」について

さて、日中は平年以上に気温が高かった先月でしたが、朝夕や日によっての温度差で、体調を崩される方もいらっしゃったのではないでしょうか?

あったかいお風呂が恋しい季節となりましたが、毎年冬場にお風呂で亡くなられる方がいらっしゃるのをご存じでしょうか?

その原因の一つでもあり、冬の時期に多い「ヒートショック」について今月号ではご紹介したいと思います。

「ヒートショック」とは?

毎年、この時期になると新聞やニュース等でも紹介されるため、この言葉を耳にされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

高齢者の方や高血圧、糖尿病の方などは冬場に脳卒中や心筋梗塞などの脳血管障害や心疾患が起こりやすいと言われています。その原因が、急激な温度変化により、血圧が上下に大きく変動する「ヒートショック」と言われています。

「ヒートショック」が起こりやすい場所は?

「ヒートショック」が起こりやすい場所はお風呂場・洗面所・トイレなどです。

室温の低い脱衣所や浴室内では、寒さにより、血管が縮んで血圧が上昇します。

しかし、浴槽に入り、お湯に浸かって温まることで、血管は広がり血圧が低下して、結果として「ヒートショック」が起きてしまい、上記のような疾患を発症し、最悪の場合、死に至るということもあります。

1年間に入浴中に死亡された方は交通事故で亡くなられた方の数より多く、特に、12月から2月は入浴中に亡くなられる方の数も増加することから、「ヒートショック」と何らかの関係があると言われています。

「ヒートショック」は防げるの?

最悪の場合、死に至る「ヒートショック」ですが、入浴中の環境調整を行うことで、防ぐことが出来ます。そのいくつかを紹介したいと思います。

①脱衣所と浴室内を温めておく
浴室暖房を設置する他、脱衣所に暖房器具を設置したり、浴室の床に、シャワーや浴槽内のお湯をまくことで温度差を縮めることが出来ます。

②かかり湯をしてから浴槽に浸かるようにする
かかり湯をして、徐々に温度に体を慣らしていくことで、体の負担が減少します。

  • ※かかり湯をする際は、手や足先などにお湯をかけていき、徐々に体の中心にお湯をかけていくようにしましょう。

③入浴中、急に立ち上がらない
浴槽から出るときなどに急に立ち上がると血圧が急に下がる場合があります。浴槽から出る際は、ゆっくり立ち上がることを意識しましょう。

④シャワー浴の際は座って浴びる
シャワーを浴びる際は、立って浴びるよりも座って浴びたほうが血圧の変動も少なく、倒れた際の影響の軽減にもなります。

⑤二番目以降に入浴する
家族と一緒にお住まいの方は、一番風呂ではなく、二番目以降に入浴することで、浴室内の温度が温まり、ヒートショックが起きにくくなります。

  • ※「ヒートショック」に限らずですが、飲酒後や体調がすぐれない際は入浴を避けるようにしましょう。

トイレでも起こる「ヒートショック」。トイレと居室との温度差や、排泄時にいきむことなどがヒートショックの要因としてあるようですが、こちらもちょっとした工夫で防ぐことが出来ます。

①寝る場所はトイレの近くにする
寒い廊下を通ってトイレに行くだけでも、寒さにより、血管が縮んで血圧が上昇したり、心臓に負担をかけてしまいます。
可能であれば、寝室はなるべくトイレから近い部屋にすることもヒートショックを防ぐ方法の一つです。

②トイレに暖房器具を置く
トイレも暖房等がないため寒い空間です。トイレを使用する時間は入浴と比べれば短いですが、トイレを使用する際も室内を温めることがヒートショックに有効です。

人感センサー付きの温風機などの暖房器具も販売されています。それらを活用してトイレ内を温める工夫をしてみてはいかがでしょうか?

少しの工夫で防ぐことができる「ヒートショック」。皆さま自身がお気をつけいただくのは勿論ですが、声掛け訪問やよりあい等の際に今月号の内容を是非ご活用ください。

平成30年度
みんなが主役の元気地域づくりセミナー参加者募集

日時 平成31年2月28日(木)10時30分~15時30分
研修先 福岡国際会議場2階 多目的ホール
出発時刻 うきは市図書館前発8:30
総合福祉センター発8:40
※帰りは17時頃着の予定です。
内容 ◆講演「地域福祉活動の後輩づくり」
神戸医療福祉大学 社会福祉学部経営ビジネス科 准教授 鈴木 大介 氏

◆地域で実践できるレクリエーション実演 福岡レクリエーション協会

◆パネルディスカッション
「地域福祉活動の担い手確保と育成工夫」
①NPO法人「にしよど にこネット」(大阪市西淀川区)代表理事
野里地域主任児童委員 福田 留美 氏
②須玖南自治会(春日市)福祉部長 染川 幸美 氏
コーディネーター
神戸医療福祉大学 社会福祉学部経営ビジネス科
准教授 鈴木 大介 氏
  • ※参加を希望される方は、2月8日(金)までに、うきは市社会福祉協議会 吉井事務所までお申し込みいただきますようお願い致します。℡ 0943-76-3977
  • ※参加費・バス代は無料です。定員75名(先着順)
  • ※会場付近に昼食会場がございませんので、各自昼食をご準備いただくようお願い致します。
    なお、昼食の斡旋販売(お茶付500 円)が行われます。希望される方は申し込み時にお伝えください。