福祉員かわら版

通巻156号:平成30年7月1日発行

「よりあい」はこうして始まりました。

『よりあい』は、民生委員さんが声かけ訪問活動を行っていく中で「人との交わりが少なくなった」との高齢者の声から生まれました。

歳を重ねるごとに外部との接点も少なくなり、孤立しやすくなります。しかし、住みなれた地域で、元気に自立した生活をおくることは誰しも願う想いです。

このような想いから、歩いて集える地域の公民館等を利用しての『よりあい』が始まりました。

「よりあい」ってどんなことをしたらいいの?

「よりあいは、ご飯を出さなければならない。ゲームをしなければいけない。」などの決まりがあるわけではありません。区によっては、参加者がお菓子などを持ち寄り、お茶飲み会だけをしている所もあります。

決まりがないからこそ、「どんな風にしよう。」と悩まれる方も多いのかなとは思いますが、よりあい開催で重要となるのは、つどいの場として、参加者もお世話人と一緒になって運営し、閉じこもり防止・いきがい作りになることであり、時間帯・内容などについては、無理のない範囲で実施していただければと思います。

参加される方は、おおむね75歳以上の高齢者が中心となっておりますが、75歳以下でも参加されている区もあります。各区の実情に合わせていただければと思います。

また、福祉委員や民生委員の他、参加者がお手伝いをしている区や、地域のボランティアがお手伝いをしている区もあります。区にあったお世話の方法を考えてみて下さい。

「食事を作るのが大変!」お世話方の悩みでもある「食事」を工夫しながら行っている事例を次に紹介します。

「参加者と協力し合いながら・・・」

私の区は、毎月よりあい活動を行っています。午前中から集まり、ゲームやお話をした後、皆で昼食を食べますが、福祉委員である私はご飯を炊くだけで、参加者の皆さんが持参したおかずや漬物で食べます。平均年齢85歳(74~95歳が参加)のよりあいですが、できる人が一品持ち寄るという形なので、お互いの支え合いにもなりました。家庭での役割も一つ増え、生きがいにも繋がっているのではと感じています。

月1回のよりあいですが、参加者の変化に気づく場にもなりますし、みなさんに喜んでもらえて、自分にとっても楽しい場所であり、自分自身の生きがいにもなっています。

前任の方がやってきたことを変えるのは大変なことかとは思いますが、参加者の方とも話し合いながら、お互いに無理のない方法を考えていただけたらと思います。

また、『よりあい』を楽しみにされている方が多くいますが、「声をかけても出席してくれない」との声も聞きます。対象となる全ての方の参加は難しいとは思います。しかし、そのような方もいつでも参加できるようにして頂きたく、『よりあい』開催時には見守り訪問も兼ねて、対象者全員に声かけをお願いします。また、当日欠席された方へ、見守り訪問を兼ねて、お菓子などを持って行く区もあります。

社協は、みなさんの区の「よりあい活動」をサポートします!

写真:遊具の貸し出しやよりあいコーディネーターの派遣

『よりあい』開催を推進するため、社協では要請に応じて、よりあいコーディネーター(よりあいで、体操やゲームなどの指導をしてくださる地域のボランティアの方)の派遣、遊具等の貸出などのほか、社協や福祉施設職員のお話、市の出前講座や、警察署等関係機関からの職員派遣などの相談に応じております。

「遊具の使い方を教えてほしい!」
「プログラムを一緒に考えてほしい!」
「こんな話をしてほしい!」

どんな些細な事でも構いません。お気軽にご連絡下さい。

写真:市内社会福祉法人によるわくわく福祉出前講座
写真:浮羽薬剤師会による出前講座「薬のはなし」

なお、遊具等につきましては、無料貸出を行っております。地域行事等にもご活用ください。

【問合せ・申込み先】
うきは市社会福祉協議会 吉井事務所
電話 :0943-76-3977
※数に限りがあるため、事前にご予約されることをおすすめいたします。

社協ではよりあいの開催にあたり、助成金を交付しております。
助成の申請に際しては、「よりあい」開催後に、申請書類を記入後、民生委員さんを経由し、社協に提出いただき、審査後に民生委員さんを通じて交付しております。
なお、よりあい助成金は、地域の皆様よりご協力いただいております、『住民会費』・『賛助会費』の一部を財源としております。