社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

7 令和2年7月15日発行

不登校・ひきこもりのページ

ウイルスとひきこもり④

新しい生活様式、新しい学び方

6月19日より、イベント開催の際の入場者数も拡大され、プロ野球も開幕し、県境を越える移動制限の解除がなされるなど、少しずつではありますが、日常を取り戻しつつあるように見えます。

日常の生活の中に入り込んできたのは、新しい生活様式という概念です。

厚生労働省は、新しい生活様式の実践例を、1人ひとりの基本的感染対策、日常生活を営む上での基本的生活様式、日常生活の各場面別の生活様式、働き方の新しいスタイルの4つの項目で紹介しています。

また、文部科学省は、【新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の「学びの保障」のための学習指導について】の中で、臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について、「指導計画を踏まえて学校が課す課題と教師による学習指導や状況把握により、可能な限り学習を支援」としています。

この、学校が課す課題の中には、「教科書、学校が作ったプリントのほかに、テレビ放送や、ICT教材や動画、テレビ会議システムなどを組み合わせて活用」とあります。

先日、3か月ぶりに再開した家族会では、この学び方であれば、学校以外のいろいろなところで学ぶことができる子どもたちが、過去にいたのではないか、現在もいるのではないかという話になりました。

現在では、学校以外の学ぶ場所として、適応指導教室やフリースクール、ホームスクールなどがありますが、それらの選択肢に加え、今後、このような学び方が、新しい学び方として認められる世の中になれば、学ぶことへのハードルは下がるように考えられます。

いつか、社会全体が学校のような存在で子どもたちを見守り、子どもたちが安心できる場所で安心して学ぶことができる社会になるといいですね。

参考:厚生労働省【「新しい生活様式」の実践例】
文部科学省【「学びの保障」のための学習指導について】

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

Switch ~Since 2012~

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家にひきこもり気味の方や学校や適応指導教室に行けないお子さんで家以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからの事話してみませんか?

場所 うきは市総合福祉センター 1階
相談・交流スペース
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。
個別に話を伺い、参加までの流れをお話します。

◆ひきこもり相談支援員

イラスト
権藤 俊介(ごんどう しゅんすけ)
森山 明子(もりやま あきこ)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1
電話 0943-76-3996
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日 時 第3水曜日(8/19) 19:00~
会 場 うきは市総合福祉センター1階 相談・交流スペース
費 用 無料
内 容 長阿彌幹生(ちょうあみみきお)先生を迎えて、参加者同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。