福祉員かわら版

通巻191号:令和3年1月5日発行

ウイルスとひきこもり⑨

誰一人取り残さない

謹んで新年のお喜びを申し上げます。

さて、最近よくSDGs(エスディージーズ)という言葉を耳にします。これは2015年に国連で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標だそうです。

17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。17のゴールの中には、「質の高い教育をみんなに」というゴールも設けられています。

日本国内ではこのゴールに近づくために、新学習指導要領を踏まえ持続可能な教育のための推進がポイントの一つとされています。「みんなに」の中には当然、不登校状態にある子どもたちも含まれており、新学習指導要領の中では、不登校状態にある子どもたちにも触れています。

そこには、『不登校児童については(中略)社会的自立を目指す観点から、個々の児童の実態に応じた情報の提供その他の必要な支援を行うものとする。※中学校学習指導要領にも「不登校生徒への配慮」として同様の内容の記載がなされている。』とあります。

これは、不登校状態にある子どもたちには、学校への復帰だけを目標とするのではなく、社会的自立を目標として情報提供やその他の支援を行うということと考えられます。

コロナ禍では、緊急事態宣言が発令し、外出自粛要請が呼びかけられ、学校も長い休校となりました。

小・中・高のすべての子どもたちが、不登校状態に似た環境を経験したと言っても過言ではありません。

この間に、子どもたちにとっては、学校だけでなく家庭やそのほかの場所も学びの場となる可能性が示されました。

すべての子どもたちが誰一人取り残されることなく、自分に合った社会の様々な場所で学びながら、自立を目指して進んでいけたらいいですね。

学校以外の学びの場についてご興味のある方は、下記電話番号までお問い合わせください。ひとりひとりにとってよりよい学びの場を一緒に探していきませんか。
※新学習指導要領(平成29年3月31日公示)より一部抜粋

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

Switch ~Since 2012~

イラスト家にひきこもり気味の方や学校や適応指導教室に行けないお子さんで家以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからの事話してみませんか?

場所 うきは市総合福祉センター 1階
相談・交流スペース
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。
個別に話を伺い、参加までの流れをお話します。

◆ひきこもり相談支援員

イラスト権藤 俊介(ごんどう しゅんすけ)
森山 明子(もりやま あきこ)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1
電話 0943-76-3996
メールでのご相談は
ufhs.mail@gmail.comまで
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日 時 1/20 19:00~
会 場 うきは市総合福祉センター1階 相談・交流スペース
費 用 無料
内 容 長阿彌幹生(ちょうあみみきお)先生を迎えて、参加者同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。