社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

2 令和3年2月15日発行

うきは市社会福祉協議会って何をしているところなの?

2月号では、【在宅福祉課 障がい者就労支援係】についてご紹介します。

あなたの「働きたい」を「カタチ」に!
ワークサポート白鳥の家

ワークサポート白鳥の家では、3つの事業を行っています。

  • 就労継続支援B型事業

  • 就労定着支援事業

  • 就労移行支援事業

就労継続支援B型事業とは?

就労継続支援B型事業では、企業への就職がすぐには難しい方に、生活訓練や作業訓練などを行っています。
スワンベーカリーやスワンショップ等で働く機会を提供します。その他に、季節の行事等も行っています。

パンの家スワンベーカリー

パンの製造、販売、接客などを身につけていきます。
衛生面に十分気を付けて「味のあるパン屋さん」を目指し、おいしいパンをお客様にお届けできるよう、心をこめて作っています。
販売担当の仲間が企業等へも販売へ行かせていただいています。

下請け作業

市内の企業様から下請け作業をいただき、仲間で協力して頑張っています。

喫茶あひるの子

市民センターの2階にあり、パンの販売、接客の訓練を行っています。
図書館等に来られる方がたくさん立ち寄ってくださいます。

スワンショップ

スワンショップは、日用雑貨のお店です。
心をこめて作った牛乳パック再生イス、腕カバー、布マスク、くすの力といった自主製品も販売しています。
商品の販売、陳列、接客を身につけていきます。

アルミ回収活動

地域の皆様に集めていただいたアルミをボランティアグループ「七施会」の皆様と一緒に回収活動を行っています。
敷地内のアルミ回収場所には、どなたでもお持ち込みいただけますので、ぜひご協力ください。

就労定着支援事業とは?

就労に伴い、さまざまな課題がでてくることがあります。
そこで、就職後長く働けるよう、職場訪問や生活安定のための面談等を一定期間(利用期間3年間)行います。

課題は、仕事のことだけにとどまらず、休日の過ごし方、体調の管理、人間関係などさまざまです。
そうした課題に対応できるよう、相談を通じて本人と一緒に生活面の課題を整理し、また、企業や障害者就業・生活支援センター等の関係機関と連携を持って支援を行っています。

職場・家庭訪問
相談対応
休日の居場所づくり
勉強会

就労移行支援事業とは?

一般企業への就職を目指す障がい等のある方を対象として、就職に必要な知識やスキル向上のためのサポートを一定期間(利用期間原則2年間)行います。
この事業を行っているのは、うきは市内では、ワークサポート白鳥の家のみとなっています。

就労移行での訓練から就職まで

Step1 生活面での準備

  • 挨拶やマナー、身なりの整え方を学びます。
  • 作業棟での訓練・作業などに取り組みながら、就職に必要な体力と生活リズムを身に着けます。
    • ボールペン解体・組み立て訓練
      集中力や正確さ、スピードアップを身に着けます。
    • 清掃訓練
      きれいな仕上がりを心がけ、小さなゴミにも気が付くような気配りの訓練もします。
    • 下請作業
      軽量、ピッキング等の実際の下請作業を通して自信や責任感、達成感を養います。

Step2 就職の方向性決め

  • 「どんな仕事に就きたいか」「就職するためにはどんなことが必要か」を職員と話し合います。
  • 適性などを考慮しながら、具体的な目標を決めます。

Step3 就職に向けた準備

  • 履歴書作成の練習や面接の練習など就職の準備を進め、就職に必要な知識に関する勉強会を実施します。
  • 希望する職種に向けたトレーニングをします。

Step4 就職活動~就職へ

  • ハローワークをはじめとする関係機関と連携し、求人情報の検索、企業見学、職場実習などを通じて、希望する企業への就職活動に取り組みます。
  • 就職後も職員が企業訪問等をし、職場定着を目指します。

お気軽にご相談ください!

就職に向けての希望をお聞きし、一緒に計画を立てていきます。
一人ひとり、利用のペースや目的は異なります。利用にあたって不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

ワークサポート白鳥の家 TEL:0943-77-4866