福祉員かわら版

通巻189号:令和3年7月1日発行

熱中症に要注意!

先月より暑さを感じるようになりました。暑い季節に心配されるのが熱中症です。

熱中症は、高温多湿な環境に身体が適応できないことで生じる様々な症状の総称のことを指します。症状としては、めまいや身体のだるさ、吐き気、筋肉のけいれん、呼びかけに反応できないなどがあり、最悪の場合、死に至る危険性があります。

特に高齢者は、身体の機能の低下により、暑さを感じにくくなるため、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。

また、感染症予防によるマスクの着用で、身体に熱がこもりやすく、のどの渇きを感じにくくなることにより、熱中症を発症することが心配されます。

○熱中症の予防

熱中症にならないためには、予防することが大切です。予防法について、次のようにまとめてみました。

  1. 気温や室温をこまめに確認する

    高齢になると、暑さを感じにくくなり、暑さ対策の行動が遅れがちになります。客観的に、気温や室温をこまめに確認しましょう。

  2. 暑さを避ける

    外出時は帽子をかぶる、日傘をさす、なるべく日陰を選んで歩くなど日差しを避けるようにしましょう。また、室内でも、熱中症になる危険性があります。エアコンや扇風機を活用し、部屋を涼しくして、過ごしましょう。

  3. こまめに水分補給する

    マスクを着用していると、のどの渇きを感じにくくなります。室内や外出時でも、こまめな水分補給と塩あめなどで、塩分も一緒に取りましょう。

  4. 必要に応じてマスクをはずす

    暑い中でのマスク着用は熱中症の注意が必要です。人と十分な距離(2m以上)がとれる時はマスクを外す、もしくは休憩を取りましょう。

  5. 日頃から健康管理をする

    食事と睡眠を十分に取り、規則正しい生活と体温測定を行い、日頃から健康管理を心がけましょう。健康管理をすることで、熱中症にかかりにくい身体づくりをすることが大切です。

○熱中症かなと思ったら

熱中症かなと思ったら、「涼しい場所へ移動する」「衣服をゆるめ、身体を冷やし、 体温を下げる」「塩分や水分を補給する」など、応急処置をしましょう。

意識がはっきりしていない場合や自ら水分が補給できない場合は、救急車を呼ぶかすぐに医療機関へ相談しましょう。

以上、熱中症の予防と対応について紹介しました。

声かけ訪問等で気にかけている方と会った際は、熱中症の予防についての声かけも併せてお願いします。

「あの人、大丈夫かな…」地域の気づきから支援へ(事例紹介)

先月号では福祉小座談会について説明しました。

福祉小座談会で次のような出来事がありましたので、紹介します。

参加者から「最近、一人暮らしになった高齢者が心配で…」と話がありました。

この方について、参加者から「一人暮らしになって、一人で生活できるか不安な面がある」「認知症の症状も少し出てきているかもしれない」「車の運転が心配」などの心配ごとがあがりました。

皆さんで解決策を考え、「家族が週末に来ているが、一人のときは気にかけておいた方がいいかも」「今後の生活を考えると、何か福祉サービスを利用したほうがいいのでは」との意見もあり、社協から地域包括支援センターにつなぐことにしました。

後日、地域包括支援センターの職員と社協職員で本人を訪問し、家族と区長さんも同席の上、これからの生活について話し合い、介護予防サービスと配食サービスを利用することになりました。

今回は、最近、一人暮らしとなった高齢者の今後の生活が心配との気づきから支援につながった事例でした。このような気づきは、元々その方の生活や様子を知っていたからこそ、一人暮らしになってからの生活が心配だと感じられたのだと思います。

○福祉小座談会を開催してみませんか?

このように、福祉小座談会は、地域の福祉課題(困りごとや気になることなど)を地域の皆さんで話し合います。出てきた福祉課題への解決策を一緒に考えていくことで、地域で安心して暮らせるまちづくりにもつながります。

こうしたまちづくりのきっかけにつながる福祉小座談会の開催をよろしくお願いいたします。

福祉小座談会に関して、ご質問などがありましたら、吉井事務所の地域担当職員(☏0943-76-3977)までお気軽にご連絡ください。

○地域で気になることがあったら

見守りや普段の生活の中で、「いつもと様子が違うけど、何かあったのかな…」「近所の○○さん、外で見かけなくなったけど、元気にしてるかな…」など、気になることや心配ごとがありましたら、区長さんや民生委員さんにも伝えていただき、連携した見守りを引き続きお願いします。

○困りごとがありましたら

「地域の方から困りごとを相談されたけど、どこに相談したらいいのだろう…」「家族や友人に相談しにくい…」といったことがありましたら、社会福祉協議会にご相談ください。訪問・来所・電話等のご要望に合わせて、相談をお受けしております。下記までお気軽にご相談ください。

うきは市社会福祉協議会
・吉井事務所電話
電話 0943-76-3977

・浮羽事務所
電話 0943-77-8351