福祉員かわら版

通巻189号:令和2年11月15日発行

歳末たすけあい募金について

共同募金運動は、毎年10月1日から3月31日まで実施していますが、そのうち歳末たすけあい募金は、主に12月に行われています。

歳末たすけあい募金には、市区町村ごとに民生委員児童委員、共同募金会、社会福祉協議会が中心となって区域ごとに行う「地域歳末たすけあい」と、NHKやNHK更生文化事業団と協力して都道府県共同募金会と中央共同募金会が中心となって行う「NHK歳末たすけあい」があります。

寄せられた募金は、10月からの一般募金とは別に、歳末時期に活用されます。

かつては、在宅サービスを必要としている方や社会福祉施設に入所されている方々に見舞金や毛布・下着などが送られてきました。

現在は、新たな年を迎える時期に、支援を必要としている人たちが地域で安心して暮らすことができるよう、地域の見守り活動などに使われるほか、地域福祉サービス事業などにも使われています。

歳末たすけあい募金の成り立ち

その歴史は長く、明治39年に大阪毎日新聞が「歳末同情募金」を呼びかけたのが始まりとされています。

いわゆる互助的精神を持って主に救貧対策として民間団体が自発的に取り組んできました。

大正後期から昭和初期にかけて、全国各地で方面委員(現・民生委員)が中心となって「歳末同情募金」を募り、地域内での義援金品の配布が行われていました。

方面委員から民生委員に制度が変わった終戦直後も、各市町村単位で「歳末たすけあい運動」が展開されました。

戦後の混乱した社会経済状態の中で助けを必要とする多くの人々がおり、全日本民生委員連盟により「歳末同情運動」を全国運動にする計画が立てられましたが、厚生省の調整のもとに「共同募金」としてまとめられ、「国民たすけあい」の起こりとなりました。

この動きは、民生委員児童委員協議会が主催する歳末たすけあい運動として発展しました。

昭和34年には、この歳末たすけあい運動が共同募金の一環となり、寄付者からの寄付金や品物に関して、各都道府県や市区町村の共同募金会が共同募金として取り扱うようになりました。

うきは市においても、毎年、市民の皆さまにご協力いただき、歳末たすけあい募金を実施しています。

趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。

赤い羽根共同募金ってなぁに?

※今月号より、うきは市社会福祉協議会の事業に関連した4コマのイラストを不定期で掲載します。お楽しみに!