福祉員かわら版

通巻203号:令和4年1月5日発行

令和3年度福祉会研修会
「コロナ禍での人とのつながりの大切さ
~他市町村事例に学ぶ居場所・見守り活動の工夫~」

事例報告①「倉敷市におけるコロナ禍での居場所・見守り活動について」

岡山県倉敷市社会福祉協議会
地域福祉課 主幹兼第1層生活支援コーディネーター 松岡武司さん

つながりを保ちたい"という住民の方の想いから、倉敷市独自のつながるツール『つながる回覧板』を活用して、新たなつながり方を実践。

コロナ禍での『新しい生活様式』に合わせ、『地域らしいつながり様式』ができていったが、どんなカタチでも居場所と捉え、地域にあるものを磨いていくことを重視している。

住み慣れた地域(土壌)にある、安心感・居心地・居場所・気配り・声かけ・役割・日常・健康・情報など様々な要素(栄養分)を、そこに住む人達みんなが、上手く吸い上げられるよう、介護予防や生活支援、専門的な支援などが必要である。

事例報告②「野村よろず会 ラジオ体操・ウォーキング活動紹介」

徳島県美馬市社会福祉協議会 地域福祉課 主幹 佐藤芳美さん
野村よろず会 会長(野村東自治会会長)佐藤賛治さん
       副会長(野村自治会会長)藤本清さん
       事務局(野村老人クラブ会長)井上昭一さん

野村よろず会という、お困りごとを手伝う住民グループの立ち上げにより、以前から"住民同士で話し合う場"の基盤があった。

コロナ禍でも、野村よろず会の活動は止まらなかったが、週1回の居場所活動は中止に。

集まりたい、でも、感染は怖い、でもこのままではいけないとの想いから、話し合いを重ね、屋外でのラジオ体操・ウォーキングへと内容を工夫・変更した。

参加していない人がいれば、声かけをすることで、お互いを気にかけ合う関係ができ、健康づくりにつながるなど様々な効果がみえた。

これまでのつながりを切らさない、また新たなつながりをつくる機会となっている。

講演「コロナ禍での人とのつながりの大切さ」

益財団法人 さわやか福祉財団 九州1ブロック リーダー 阿部かおりさん

誰かの役に立つこと(役割をもつこと)が、生きがいや介護予防にもなり、そのためには、人とのつながりが大切。

また、コロナの影響が様々な社会問題に発展しているが、地域で排除や差別をするのではなく、正しい情報を地域全体で共有すること、また、それを共有でき、お互いに気遣いあえる関係性をつくることが必要である。

うきは市が目指すPPK(ピンピンコロリ)に向け、ぜひ、色んな取り組みを広げていってください!

 

アンケートからは、「今後のwithコロナの状況下における『居場所』づくりの参考となった。」「良い所を取り入れていきたい。」「今の活動に繋がるヒントを頂いた。今の活動を見直すことも必要と思う。」などの意見もあり、研修会を通して、参加者皆さん自身の地域の状況と照らし合わせながら、振り返り、考える機会となったのではないかと思います。

今後、少しづつ活動を再開していく中で、感染予防をしながら取り組むには?、今の地域にあった活動は何か?など様々な疑問や不安な点を一緒に共有していければと思いますので、ぜひ、今後の活動について検討する機会がありましたら、社会福祉協議会吉井事務所(TEL:0943-76-3977)までお問い合わせください。