社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

福祉委員かわら版

193 令和3年11月1日 発行

コロナ禍による孤独とつながり

新型コロナウイルスの影響により、地域で顔を合わせる機会が少なくなり、自宅で過ごすことが多くなり、そのため、コロナ禍以前と比べると、誰かと交流する頻度が大幅に少なくなりました。

ある研究機関によると、社会的孤立者割合は、コロナ禍以前と比べて増加しており、性別では女性よりも男性の方が、年代では若い方よりも高齢の方の数値が増加していたそうです。

人と人とのつながりは、健康を維持する上で重要な役割を果たします。

現在、感染者数は減少していますが、収束の目途が立たない中、誰かとつながっていくことがとても大切です。

人と人とがつながっていくには

人と人とがつながっていくには、様々な方法があります。

普段の生活であれば、近所の方とお会いした際のあいさつや、気にかけている方に「お元気ですか」「お変わりないですか」と一声をかけることは、つながるきっかけになり、地域活動であれば、感染対策を行った上での交流活動(よりあい等)や、密にならない外での活動や行事(ラジオ体操やグラウンドゴルフ、道路愛護、お宮掃除等)がつながっていくことになると思います。

こうした日常生活や地域活動を通したつながりがコロナ禍においても大切です。

しかし、感染拡大状況や相手によっては、対面しての交流が難しい場合があります。

そのような場合は、「電話や手紙、ポスティングカードでやりとりする」「玄関越しやインターホンで会話する」等の方法があります。

対面しない形での交流は、感染状況に関わらず、人と人とがつながり続けることができ、コロナ禍の不安や寂しさの解消につながります。

想いをつなぐ応援メッセージを届けてみませんか?
「想いをつなぐ応援メッセージプロジェクト」

コロナ禍で人と人との交流ができず、孤独感やさびしさを感じる方の増大が予想される今だからこそ、「人と人とのつながり」が、お互いを支え合い、元気づける源になります。

社会福祉協議会では、つながりを継続させる・新たにつなぐ機会をつくるため、「想いをつなぐ応援メッセージプロジェクト」を実施しています。

内容は、市民の方や関係機関、企業に呼びかけし、応援メッセージカードの作成に協力していただきます。

作成された応援メッセージカードは、社協でとりまとめ、市内の一人暮らし高齢者をはじめ、福祉施設等へ広く配布・掲示したいと考えています。
※申込み方法や募集期間等の詳細については、下記をご覧ください。

メッセージカード

メッセージカードは2種類あります。
好きなデザインをお選びいただき、作成してみてください。
なお、カードは、回収ボックス設置場所に準備しています。
※実寸は、郵便はがきサイズ(100×148mm)

パターンA
パターンB

 

このプロジェクトを通して、寂しさや不安を感じている方の心が温まり、少しでも解消できたらと考えています。

メッセージカードは、年齢を問わず、どなたでも、何枚でも書いて頂いて構いません。

皆さまのご協力のほど、よろしくお願いいたします。

あなたのメッセージが届いた方に元気を与えます。