福祉員かわら版

通巻182号:令和2年11月1日発行

予防接種は早めに済ませましょう

例年、11月から2月にかけて、インフルエンザが流行します。

インフルエンザの予防接種は、重症化の予防に効果があります。

予防接種の効果が表れるまで約1ヵ月かかりますので、高齢者とお話する機会にまだ予防接種を受けてないようでしたら、早めの接種の声かけをお願いします。

また、本格的に寒くなり、空気が乾燥する季節になりますので、体調には十分お気をつけください。

一人で抱えていませんか?
~自死の現状~

先日、ニュースで、9月の自殺者が全国合わせて1805人で、去年9月と比べて、143名増えていると報道されていました。

今年の7月からの月別の自殺者数は昨年と比べると増えてきており、新型コロナウイルスの影響の有無を含め、国が分析を進めているそうです。

今年策定されたうきは市自殺対策計画によると、平成29年のうきは市の自殺者数は9名、自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は29.4%で、この数値は全国・福岡県・近隣市町村と比較すると高い数値となっています。

また、平成28年度に厚生労働省が実施した自殺対策に関する意識調査によると、「これまでの人生のなかで、本気で自殺したいと考えたことがある」と回答した方が5人に1人いたそうです。

病気や障害などの健康問題、失業や倒産、多重債務などの経済的な問題、学校や職場の人間関係などといった様々な要因が重なり、それらを1人で抱え込んでしまったため、自死を考えるほど精神的に追い詰められている方が周囲にはいるかもしれません。

「あの人、もしかしたら…」
~本人からのSOS~

悩みを1人で抱え込み、追い詰められることで、精神面への影響だけでなく、身体や日常生活にも影響を及ぼすこともあります。

自死を未然に防ぐには、相手のSOSに気づいたり、本人が悩みを話すことができるきっかけが大切です。 

最近、元気がなくなった、気分が落ち込んでいる、食事を取っていない、口数が少なくなったなど、いつもの様子と違うところが見受けられるときは注意が必要です。

いつもの様子と違うところに気づける方は、日頃の関わりの中で、普段の様子を知っており、継続的にその方と関わっている方だと思います。

相手がいつもの様子と違うときには、「最近は寒くなりましたが、体調はいかがですか?」「しっかり眠れてますか?」など、一声かけるだけでも、相手が悩みや不安を話せるきっかけになるかもしれません。

相手のSOSに気づき、相手から「どこか相談できるところはないだろうか」とお尋ねがありましたら、下記の専門ダイヤルをご紹介ください。

ふくおか自殺予防ホットライン

092-592-0783
【24時間年中無休】

0120-020-767
【平日 16時~翌日9時】
【土日祝 9時~翌日9時】

福祉小座談会で聞いたお話

先日、ある区の福祉小座談会の中で、参加者から次のようなお話がありました。

「一人暮らしの高齢者のお宅を訪問し、玄関先で世間話をしていると、その高齢者から『地域で集まって話すことがなくなり、遠方の家族は帰省ができず、家で一人で過ごすことがほとんど。テレビもコロナのニュースばかりで気持ちがどんよりして、心寂しく感じていた。そんなときにあなたが来てくれて、少し話をしただけでも、寂しさが和らぎ、助かりました』とお話された。コロナで集まれない今、玄関や軒先で世間話や声かけ訪問するのは非常に大切だと感じた」とのことでした。

コロナ禍で地域で集まって話す機会が少なくなり、寂しさを感じている方が他にもいらっしゃるのではと思います。

少しの間お話することや、道端であいさつすることは、相手が不安や悩みを話す機会や気分転換にもなり、誰かと話してよかったと感じたり、いつもの様子と違うところに気づくきっかけになります。

福祉委員の皆さまには、近所付き合いや普段の関わりを通したできる範囲での見守りを引き続きお願いします。

見守りの中で、「この間、話した時、元気がなかったな…」などの気づきがありましたら、民生委員さんにお伝えください。

先日、ある民生委員さんから「地域での集まりが少ない中で、福祉委員さんが気にかけて頂き、何かあった時は連絡があったので、民生委員として大変助かりました」と伺いました。

気にかけている方にいつもと違う様子がございましたら、民生委員さんに伝えて頂けたらと思います。

また、活動の中で、「どうしたらいいかわからない」と感じることがありましたら、民生委員さんや社協までお気軽にご相談ください。

福祉会研修会のお知らせ
「認知症になっても安心できるまちづくり
~コロナ禍の今、できることって?~」

今年の2月頃から日本でも、新型コロナウイルス感染拡大が社会生活に影響を及ぼすようになりました。

現在もこの状況が続いており、年代を問わず、地域での集まりや外出する機会が極端に減っています。

特に高齢者においては影響が顕著で、閉じこもり気味になり、物忘れが激しくなったり、認知症の症状が進んだりとの課題が市内でも挙がっています。

そのような状況を踏まえ、今回の研修は、認知症家族会や地域活動支援に全国で活躍されている講師をお招きし、認知症に対する理解や、現在の課題とその解決策について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

講師 阿部 かおり 氏
(公益社団法人認知症の人と家族の会 福岡県支部 副代表)
(公益財団法人さわやか福祉財団 九州1ブロックリーダー)
日時 令和2年12月3日(木)19時~20時30分
会場 うきは市民センター3階 小ホール

※当日はマスクの着用をお願いします。
※当日、体調が思わしくない際は、参加をご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加は事前予約制です。
11/27(金)までに社協吉井事務所(0943-76-3977)までご連絡ください。