社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

2 令和4年2月15日発行

不登校・ひきこもりのページ

紐解き

AIが雇用に与える影響に関する論文「雇用の未来」(2013年 マイケル・オズボーン)で、20年後には人間の仕事の47%が奪われると言われ、早10年。

実際に技術は進化し、多くの工場でAI制御の機械が活躍、セルフレジ、キャッシュレスの多様化等、労働力の変容が日常的に目に映ります。

代替が難しいと言われてきた創造性の分野もすでに、肖像画・抽象画は描写可能で、法整備が待たれています。

またNFT(偽造不可な鑑定書・所有証明書と紐付いたデジタルデータ)により、ある小学生の絵に高値が付いたニュースもありました。人間のほとんどの可能性が代替できる未来が迫っていることは想像できます。

さて、不登校・ひきこもりのコラムらしく、「みつばちの会(家族会)」をご紹介します。

20年前に「浮羽子育て研究所」として発足し、色々な方に携わって頂きながら、現在は、うきは市総合福祉センターで毎月第3水曜日に定期開催しています。

当事者・ご家族に限らず、多様な立場の方が少人数でお茶をしながら、近況を話したり、こぼしたり…。

その中から、浮かんだテーマを紐解いていきます。

例えば「なぜ、その子が学校に行かないとイライラしてしまうのか」。

行かない子どもを問題として考えるのではなく、参加者が胸に手を当てて『イライラ』の原因を因数分解していきます。

もちろん、発足当初よりお付き合いいただいている長阿彌先生によるところが大きいのですが、本当に絡まった紐が解け、閉会時には皆さんの心身が軽くなるのが不思議です。

そして、この紐解く作業、その感覚共有は人間だからできることだと感じます。

大昔から自分と他者を思いやって、会話し、多くの失敗や貴重な成功の経験、それがDNAや潜在意識に組み込まれているからこそ、瞬時に紐解ける感覚が共有できるのではないかと思います。

とは言え、この記事をお読みになられても参加の一歩が出づらいお気持ちあるのではと推察されますので、まずは、お気軽にご連絡ください。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

Switch ~Since 2012~

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家にひきこもり気味の方や学校や適応指導教室に行けないお子さんで家以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからの事話してみませんか?

場所 うきは市総合福祉センター 1階
相談・交流スペース
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。
個別に話を伺い、参加までの流れをお話します。

◆ひきこもり相談支援員

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権藤 俊介(ごんどう しゅんすけ)
熊野 智春(くまの ちはる)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1
電話 0943-76-3996
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日 時 2/16,3/16 19:00~21:00
※リモート、集合どちらでもご相談ください
会 場 うきは市総合福祉センター1階 相談・交流スペース
費 用 無料
内 容 長阿彌幹生(ちょうあみみきお)先生を迎えて、参加者同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。