社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

9 令和4年9月15日発行

不登校・ひきこもりのページ

コロナ禍の中での子ども達

久しぶりの行動制限のない夏休みも終わり、新型コロナウイルス感染症の収束が見えない現状も続いておりますが、皆様お元気に過ごされていますか。

今の子ども達は、学校生活の中で、コロナ禍も重なり、とても負担になっている状況が見受けられます。今年、高校受験を控えている中学3年生は、2020年の突然の一斉休校下での入学を迎えた子ども達です。思春期を迎え、これから友人関係がさらに広がっていく中であるのに、常時マスクをしての学校生活。人の表情も見えづらく、その中でもコミュニケーションを取りながら3年間の中学校生活を続け、これからの進路を決めていく大切な時期に差し掛かっています。
不登校・ひきこもり親の会『みつばちの会』では、こうしたコロナ禍の中で、子ども達の気持ちをどう受け止めていく事が大切かといったことが話題になりました。

「あなたはあなた。今のあなたのままでいい。」、「頑張っているのをとてもうれしく思っているよ。」、「あなたのことをとても大好きだよ。」と伝えていくことが大切で、子どもたちがつらくなるのは、「親に本音をはけないこと」。子どもたちのストレスがたまっても、それを親が受け止められれば、子ども達も安心し、元気が出ます。

他者との比較ではなく、「あなたはあなたのままでいい」と受け止め、子どもと向き合うようにすると、子どもとの信頼感が生まれ、子どもの方にも「親から信頼されているという安心感」が出てきます。

親は我が子に対して、どうしても「こうなるのではないか」と先回りをして、心配してしまいますが、「うまくいかない時はその時に考えれば良い。子どもを信頼して待つことが大切。」とのアドバイスを受けました。

「みつばちの会」では、毎月定例会を開いています。不登校やひきこもり以外にも、家族や子ども達との向き合い方、日常のささいなことをテーマに、和やかな雰囲気で話し合いを進めています。ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

イラスト

家にひきこもり気味の方や学校や適応指導教室に行けないお子さんで家以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからの事話してみませんか?

場所 うきは市総合福祉センター 1階
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆ひきこもり相談支援員

イラスト
相良 照美(さがら てるみ)
熊野 智春(くまの ちはる)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
(▲メールアドレス変わりました)
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日時 第3水曜日の9/21、10/19 19:00~21:00※リモート、集合どちらでもご相談ください
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌幹生(ちょうあみみきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。