社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

12 令和4年12月15日発行

ボランティアセンターだより

11月8日(火)、うきは市ボランティア連絡協議会役員視察研修を実施しました。

写真:脳トレ体操も取り入れた、分かりやすく楽しい講義を行っていただきました。

今回は、吉富町社会福祉協議会を訪問し「ピンシャン教室」の取組について、友田秀一事務局長よりお話しをしていただきました。
吉富町は福岡県の最東端に位置し、面積は5.72㎢(東西1.8㎞、南北4㎞)と九州の自治体の中で最も小さな町で、人口は6,644名(令和4年11月1日現在)です。

「ピンシャン教室」は、健康寿命を伸ばし、閉じこもりを予防することを目的に、町内20地区の公民館にて体操、脳トレーニングなどを行っています。教室実施に先立ち、「よしとみ健康づくりリーダー養成研修」を開催し研修を終了したボランティアが運営を行っています。健康づくりリーダーは、教室の準備運営以外にも、教室受講者の見守り、声かけ訪問も行っており、福祉委員の役割も担っています。教室を実施することで、体操による筋力向上と、人と会って話し、笑うことによって適度な精神的刺激が得られ、地域交流の深まりにも繋がるという効果が得られています。今後もこの取り組みを末永く続けたいと願う一方、次世代へのボランティア継承が課題となっています。

うきは市ボランティア連絡協議会でもボランティア継承は課題となっており、この点についてそれぞれのグループの取り組み状況の説明や、質問を活発に行いました。
今後の活動へのヒントと元気をいただくことができ、充実した研修となりました。