社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

6 令和5年6月15日発行

不登校・引きこもり相談事業より

こどもまんなか元年

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日より2類相当から5類感染症へと移行しました。その関係からか、今年のゴールデンウィークは各地観光客で賑わい、数年ぶりに活気に満ちたゴールデンウィークだったとニュースを見ながら感じたところです。

皆さんはどの様なゴールデンウィークを過ごされましたか?私は、こどもがRSウィルスに罹かった事から私自身も体調を崩し、ほぼ自宅療養の連休となりました。唯一行けた調音の滝は涼しげで気持ちよく、マイナスイオンに癒されました。

さて、今年度からこども家庭庁が発足し、こども基本法が施行されました。目的として、「全てのこどもが心身共に健やかに成長し、個人の意思や権利が護られ、幸せな生活を送る事の出来る社会を目指す」と、こども基本法に記載されており、それは不登校・ひきこもりのこどもも例外ではなく、国はこどもが置かれている環境を加味した上で考えていく必要がある内容となっています。不登校問題は文部科学省が所管ですが、今後はこども家庭庁と連携した取り組みに期待が持てます。

こども家庭庁では、先日の会合で現役大学生や子育て世代の方々が参加するなど、積極的に当事者目線の意見を取り入れる工夫をされていました。今後、不登校・ひきこもり当事者や経験者、当事者家族の声がこども家庭庁に届き、文科省への勧告としてスムーズに意見が通る仕組みになる事を願います。そして、不登校・ひきこもりに対する理解や更なる支援の法制化が実現する事を祈ります。

一方、私たち社会福祉協議会では出来る事を丁寧に行いながら、相談された皆さまのお力添えになれる関わりをこれからも目指していきます。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

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ご自宅に引きこもり気味で学校や適応指導教室に行けないお子さんが、自宅以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからのこと話してみませんか? まずはお気軽にご相談ください!

場所 うきは市総合福祉センター 内
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆相談員

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相良 照美(さがら てるみ)
高橋 伸征(たかはし のぶゆき)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1 
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
(▲メールアドレス変わりました)
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日時 第3水曜日の6/21、7/19(水) 19:00~21:00※リモート、集合どちらでもご相談ください
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌(ちょうあみ)幹生(みきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。