社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

9 令和5年9月1日発行

不登校・引きこもり相談事業より

2023年7月九州北部豪雨

7月7日(金)からの大雨により被害を受けた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

7月10日(月)消防団に入っている私は、分団長から午前4時52分に届いた詰所待機の通知にて目覚めました。ドアを開けると猛烈な雨が降り、その勢いは一向に止む気配がありませんでした。巡回時、当たり前に通っていた道路が川のようになっており、深刻な状況にある事が瞬時に理解出来る程でした。

翌々日の12日(水)から災害ボランティアセンターを立ち上げ、被災された方々と毎日関わってきました。浸水によって大切な家に甚大な被害が出た事、家族の思い出が詰まったアルバムが水没し、やるせない思いに涙を流す方など、災害の悲惨さをまざまざと見せつけられました。それと同時に、地域の繋がりについて感心させられる事も多くありました。地形を把握されている地域の方々が豪雨災害後すぐに床上浸水の被害があったお宅へ駆け付け、その日の内に畳上げやあら板外しをして床下の乾燥作業を行ったり、民生委員と区長が連携して被害のあった世帯を一覧化し社協へ情報提供していただいたり、被災されたお宅に訪問中、「○○さん宅も床上浸水かもしれんばい!」と繋いでくれる事がありました。日頃からの関わりがあるからこそ、災害時も地域の被災状況や心配な世帯が把握でき、お互いが助け合える関係性になっているのだと思います。
私事でいえば、消防団の仲間から「自宅が被災した」「知人宅を見てほしい」等、数件の相談を受けました。私自身、消防団という地域との繋がりがあったからこそ受ける事の出来た相談だと感じています。

不登校・ひきこもり相談に関しても、一人で抱え込まず皆と悩みを共有しませんか?同じ境遇の方々とお話する事できっと心の荷が軽くなるヒントと出会える筈です。うきは市社協では、不登校・ひきこもり当事者家族の会「みつばちの会」を毎月1回開催しております。是非ご参加ください。

不登校・ひきこもり相談・交流スペース

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ご自宅に引きこもり気味で学校や適応指導教室に行けないお子さんが、自宅以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからのこと話してみませんか? まずはお気軽にご相談ください!

場所 うきは市総合福祉センター 内
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆相談員

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相良 照美(さがら てるみ)
高橋 伸征(たかはし のぶゆき)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1 
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
メールでのご相談は
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで
(▲メールアドレス変わりました)
受付時間 平日8:30~17:15

うきは市不登校・ひきこもりを考える親の会
みつばちの会

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月1回家族会を開催しています。

一緒に不登校やひきこもりについて話してみませんか?

日時 第3水曜日の9/20(水) 19:00~21:00
※リモート、集合どちらでもご相談ください
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌(ちょうあみ)幹生(みきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。