うきは市第1層協議の場
テーマ|令和5年7月豪雨から考える
~日常から繋がる災害時の対応・災害から始まる地域の支え合いについて~
11月21日(火)るり色ふるさと館ホールにて第1層協議の場が開催されました。
今回は、今年7月の豪雨の振り返りをテーマに、7月10日の大雨に関しての対応について、3者より報告がありました。
うきは市の報告では、市役所市民協働推進課より、うきは市災害対策本部の動きや、発災後の市が行った各種の支援について報告がありました。
社会福祉協議会の報告では、発災後にうきは市の要請により設置した災害ボランティアセンターの活動について、報告させていただきました。
床上・床下浸水などの被害が多数出た吉井地区の14区からは、被災された高齢者宅等の家屋の復旧活動について、平時に高齢者の生活支援ボランティア活動を行う14区おたすけ隊のメンバーを中心に地域で支援を行ったことなどを報告いただきました。
近所の方が気づいてくれたことで支援につながったことなどを踏まえ、災害時に関わらず、地域でお互いを気に掛けることの大切さ等について貴重な体験からお話しをいただきました。
報告後は3者の報告を踏まえ、参加者の皆さんで、下記のとおり意見交換を行いました。
災害時においては、年齢や性別、役割の有無にかかわらず平等に被災するリスクがあります。
近年、各種災害の発生件数は増加し、激甚化している状況や今回の災害の経験を踏まえ、今後の災害との向き合い方を考える機会となりました。
《意見交換》
うきは市で今後、災害が起きた際に・・・
- 自分達の地域ではどのように動けるか
- そのために地域でどのような備えをしていくか?
- 山間部でありまずは自分の命を守ることが必要。
- 避難情報が出たときは早めに避難する。(避難所・平地の家族のところなど)
- 安全な地域と言われているため、危機感がない。⇒危機感を持つ。
- 介護が必要な方はより早く避難を(前もってショートステイの利用など)
- 事前にできることをしておく。(非常持ち出し袋・車の移動・畳上げ等)
- 緊急時・災害時の連絡体制を作る。実際に連絡網を使い情報共有⇒市へ情報を流す。
- 自治会ごとによりあいなどで災害の怖さを経験者から地域へ共有する。
- 地域で災害時に対応できる組織が必要。支援が必要な人の把握。市は地域へ啓発して継続的な支援を行い、継続的な地域活動になるといい。
- 妹川地区は一本道しかないので大きな道路をもう一本つくる⇒環境整備が必要。
- 避難行動要支援者名簿が機能していない。常会等で防災の話をすることが大事。
- 自主防災組織があるが、機能していない。日頃からの訓練が必要。
- 個人情報の壁をどうするか。
- 障がいがある方。在宅酸素が必要な方の避難。
一部抜粋