新川地区自治協議会 思いやり活動部視察研修会
6月4日(水)、新川地区自治協議会思いやり活動部視察研修が行われ、15名が参加しました。
今回は、宇佐市社会福祉協議会と宇佐市民生委員児童委員協議会を訪問し、地域の見守り活動として取り組まれている「黄色い旗運動」についてお話しいただきました。
「黄色い旗運動」とは、住民の方が軒先等の人目につく場所に、「今日も元気です」というメッセージとして、毎日朝から夕方まで黄色い旗を掲げます。旗が掲げられていない世帯があれば、気づいた近隣の方や報告を受けた区長・民生委員が訪問し、安否確認を行う取り組みです。
研修の中では、この活動を通して、普段交流のない方に声かけしやすくなり、地域の方の見守りや関わりのきっかけになったとのお話がありました。一方で、高齢者世帯などを対象にすると、詐欺等の目印になる可能性があるため、地区や班単位の全世帯で行っているなど、活動する上での課題や取り組みの工夫についてもお話しいただきました。
今回の視察研修を通して、日頃からの地域の方との関わりが、地域の見守り活動や体制につながることを改めて学ぶことができました。
参加者の皆さんも熱心に聞かれており、質問も多く、地区での見守り活動や体制を振り返る良い機会になりました。