生活困窮者支援等のための地域づくり事業 市民公開講座
3月10日(火)るり色ふるさと館にて、生活困窮者支援等のための地域づくり事業市民公開講座を開催しました。
今年度は子どもの貧困をテーマに、筑紫女学園大学の大西良先生を講師にお招きし、「子ども達を取り巻く『貧困』~今を生きる子ども達に出来ることとは~」と題してご講演いただきました。


その中では、我が国の貧困の状況として、相対的貧困※が特徴的であり、見えづらく、また表面化しにくいという問題があり、貧困状態によって様々な体験をする機会が減少したり、他者との関係性の構築がうまくできなかったりと様々な面にも影響が生じているとのお話しがありました。
また、子ども食堂の状況等についてもお話しいただき、食事の確保という面だけではなく、調理などの体験や他者との交流の機会にもつながっている側面もあり、活動の目的等についても経済的な面だけでなく、多角的に考えていく必要があることを改めて考えさせられるお話でした。
講演後には本会が行う、生活困窮者支援や子どもに係る支援、フードバンク『うきたべる』についての取り組み説明も行いました。参加者からは「貧困に起因する課題を再認識できた。」という声や「地域で行われている子ども食堂やフードバンク事業への協力などを今後行っていきたい。」といった声もあり、今後の取り組み等を含め、様々なことを考える機会となりました。
※相対的貧困とは?
経済格差によって、社会の中で一般市民が「当たり前」と思っている生活を送れない状態を指します。