社会福祉法人うきは市社会福祉協議会

声・手・心 つないで人の輪 地域の和

ふくしのかわら版

10月号 令和8年10月1日発行

不登校・引きこもり相談事業より

常識

インターネット等で不登校・ひきこもりに関する記事を見ると、否定的なコメントをたびたび目にします。代表的な声は「学校に行って仕事に就くのが社会の常識」「きつい事を乗り越えて人間は成長していくもの」といった内容が多い印象です。

では『常識』とは何でしょうか。デジタル大辞泉によると『常識』とは「一般の社会人が共通にもつ、またもつべき普通の知識・意見や判断力」という意味がある様ですが、あまり具体的な内容ではありません。「一般の社会人」や「普通」とは何をもってその枠組みに当てはまるのでしょうか。

ここで感じたのは「そもそも常識というものは存在するのか」という疑問です。例えば、一昔前は「男は仕事、女は家事」といった思考が浸透していましたが、今は共働き世帯が増え、働き方も多様化しており、この様な考えを持つ方はあまりいない様に感じます。また、電話に関しても自宅の固定電話のみで、カメラについても使い捨てのインスタントカメラでしたが、現在はスマートフォンで気軽に電話も撮影もできます。更には性の多様性についても理解が進んでいます。昔では考えにくかったことが、時代が変わると『常識』として分類される様になります。つまり『常識』とは、時代や社会、文化によって変容し、人間によってある程度操作でき、非常に流動的なものです。

不登校・ひきこもりは決して「甘え」ではなく、自分の命を守るために選択した大きな決断です。世代によって変化し、認識が異なる『常識』を理由に「甘えだ」「非常識だ」と批判をするのは、今の時代にそぐわない考え方ではないでしょうか。

地域には様々な事情で生きづらさを抱える方たちが多く生活しています。同じ地域で生活する仲間として、気にかけ支え合える様に、私たちは地域理解と支援につながるためのまちづくりを市民の皆様とともに進めています。もし、皆様の地域で「気になる方がいる」場合は、社会福祉協議会までご相談ください。

不登校・ひきこもり相談・フリースペース

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ご自宅に引きこもり気味で学校や適応指導教室に行けないお子さんが、自宅以外に「居場所」が欲しい当事者が集まれるスペースを設けました。一緒にこれからのこと話してみませんか? まずはお気軽にご相談ください!

場所 うきは市総合福祉センター 内
詳細 まずは下記番号にご連絡下さい。

◆相談員

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高橋 伸征(たかはし のぶゆき)
熊野 智春(くまの ちはる)
うきは市社協 吉井事務所内
うきは市吉井町347-1 
電話 0943-76-3996(不登校・ひきこもり専用相談ダイヤル)
受付時間 平日8:30~17:15
メールでのご相談も受付ています
ufhs.mail@ukiha-shakyo.or.jpまで

みつばちの会

~うきは市子どもとの向き合いを考える親の会~

うきは市社協では、「うきは市不登校・ひきこもりを考える会」と共催で、毎月第3水曜日に家族会を開催しています。

子ども達との向き合い方について一緒に話してみませんか?

日時 2026/10/21(水)19:00~21:00
会場 うきは市総合福祉センター1階 小会議室
費用 無料
内容 長阿彌(ちょうあみ)幹生(みきお)先生を迎えて、親同士で話をし、家庭や自分自身を見つめる機会を設けていきます。