福祉委員かわら版
234号 令和7年8月1日発行福祉委員かわら版6月号で熱中症について取り上げましたが、今後も熱中症が心配されます。
「外出の際、暑い時間帯を避ける」「室内ではエアコンや扇風機等を活用する」「こまめに水分補給する」など、熱中症対策を心がけましょう。
また、高齢の方は、身体機能の低下等により、熱中症になりやすい傾向にあります。
気にかけている方等とお話しする機会がありましたら、熱中症についても助言していただくようお願いします。
「生活・福祉丸ごと相談」
悩んでいること、相談してみませんか?

先日、福祉委員さんとお会いした際、「区内で気になる方がいるけど、どこに相談すればいいかわからない」などのお話を伺うことがありました。
そこで、今回は、「生活・福祉丸ごと相談」について紹介します。
「生活・福祉丸ごと相談」とは

「生活・福祉丸ごと相談」は、生活や福祉に関する様々な相談をお受けする窓口として、本会の吉井事務所と浮羽事務所の2カ所に設置しています。相談は、電話・訪問・来所等、相談者のご希望の方法でお受けしております。
これまで、「介護や病気、障がいに関すること」「仕事や就労に関すること」「家計や債務等のお金に関すること」「ひきこもり等の社会的なつながりに関すること」など、年齢や性別を問わず、様々な相談がありました。生活上の困りごとを受け止め、一緒に考えながら整理していき、相談内容に応じて関係機関と連携し、解決に向けた支援を行っています。
相談を受ける中で…
相談をされる方の中には、「どこに相談したらいいのかわからない」「こんなことを相談してもいいのだろうか」と誰にも相談できずに困りごとを抱えている方もおられます。特に課題を抱えながら生活している方は、「本人の『生活習慣』や『当たり前』が課題の要因になっている」「同時に複数の課題を抱えている」などの状態に陥りやすい傾向にあり、本人だけでなく、地域や関係機関からの相談が増えてきています。
実際に次のような事例がありました。
この事例のように、「最近、外で見かけない」「車が動いていない」など、いつもと違う様子に気づき、すぐに誰かに相談したことで支援につながることがあります。
いつもと違う様子というのは、自ら「困った」「助けて」と言えない方にとってのSOSにもなりますが、それに気づくには普段の様子を知っていることが重要です。
福祉委員の皆さまに以前も紹介しましたが、「郵便受けに新聞や郵便物が溜まっていないか」「電気がついたままになっていないか」等、生活の中で見守りを意識していただくよう引き続きお願いします。いつもと違う様子など、見守りの中で気になることがありましたら、区長さんや民生委員さん、本会までご連絡ください。
また、家族や知人等で、生活や福祉に関する悩みを抱えている方がおられましたら、本会に相談するよう、お声かけいただけたらと思います。

「生活・福祉丸ごと相談」の詳細については、下記をご覧ください。